漂う体臭 原因のミドル臭とは

漂う体臭 原因のミドル臭とは

2016.7.15 12:05 更新

読了時間:11分28秒

告白します。筆者は汗っかき。そして、アラフォー。

季節は夏…。

 

察しのいいあなたならおわかりかと思う。そう、今回のテーマは「体臭」。近年はとかくニオイに敏感な風潮になってきており、オヤジの肩身は狭くなる一方。加えて夏である。いやがおうにもニオイを気にしてしまう季節。

筆者だってビジネスマンである。もちろん体臭には気を使って、夏場はデオドラントスプレーなんかを常備している。だが自分のカラダから発せられるニオイというのはどうも気付きにくく、果たして本当に効果があるのか不安でしょうがない。あの、エレベーターに乗り込んだ瞬間、そこにいる人たちの顔が険しくなる現象。あれが自分のせいではないと信じ切れないのである

筆者のようなオヤジがいっぱいいるのか、デオドラント市場は現在、好調なようだ。2014~2015年で111%(※1)、2011~2015年の5年間では117%(※2)まで成長しているというから驚きだ。もちろんオヤジだけでなく、若者の身だしなみとしても売れているのだろうが、世の風潮としてニオイに敏感になりつつあるのは間違いないようだ。

※1:マンダム算出市場データ 2014年~2015年 各4月~3月
※2:マンダム算出市場データ 2011年~2015年 各4月~3月

そんなわけで今回は男性用化粧品を取り扱い、デオドラント商品も数多く手掛けるマンダムさんに突撃取材を試みた。

男のニオイ先進企業・マンダム

今回お邪魔したのはご存知「株式会社マンダム」。GATSBYやLUCIDOなど、有名なブランドを手掛ける男性用化粧品のTOP企業だ。筆者含め40代前後なら「う~ん、マンダム」というチャールズ・ブロンソンのCMを思い出す人もいるのではないだろうか?

そんなマンダムさん、男のニオイ研究に熱心らしく、その研究成果を元に近年では各企業で「においケアセミナー」なるものまで開いているらしい。いわゆるスメルハラスメント、スメハラ対策だ。

漂う体臭 原因のミドル臭とは

今回対応してくれた加藤さん。

今回対応してくれたのは商品PR室の加藤さん。女性ということでテーマがテーマだけに、緊張していた筆者であったが、爽やかな笑顔で迎えてくれた。筆者のしょうもないオヤジギャグまがいの質問にも笑顔で丁寧に答えてくれ、随分楽しくインタビューをさせていただいた。

「男性の年代別のニオイは主に3種類に分類されます」

と言って加藤さんが取り出したのは3つの小瓶。表面にはラベルが貼られており、それぞれ「加齢臭」「汗臭」そして「ミドル脂臭」と貼られている。どうやらニオイ見本らしい。「ぜひ嗅いでみてください」という加藤さん。ええ、マジですか。だってークサイでしょ、それ。ちょっとニヤニヤしてますよね、加藤さん。促されるままに、恐る恐る嗅いでみた。

漂う体臭 原因のミドル臭とは

マンダム特製ニオイ見本。ミドル脂臭という耳慣れない言葉が…

まずは加齢臭。「あれ?」筆者の予想を大きく裏切り、あまりニオイはキツくない。畳のような枯れ葉のような、どこか落ち着くニオイがした。これは筆者がオヤジだからなのか。続いて汗臭。これは予想通り、あの酸っぱいニオイだ。夏場になると自分からも臭ってきてしまうあのニオイだ。最後にミドル脂臭。「うわぁ、こ、これは」…これが最も強烈だった…。なんといえばいいのだろうか食べ物が発酵したようなイヤなニオイが鼻の奥にまったりと広がった。そしてこのミドル脂臭こそが、マンダムさんの研究によって判明した、我々アラフォー世代特有のニオイらしいのだ。

40代は加齢臭じゃないの!? ミドル脂臭っていったいなに?

加藤さんの話によると、一般的に我々アラフォー世代が気にし始める体臭は加齢臭だと思われていたが、加齢臭が出始めるのは50代以降。では30~40代で気付く体臭の変化とはいったいなんなのか。研究の結果、このミドル脂臭の原因成分を特定するに至ったという。

ミドル脂臭の主な成分はジアセチル。特徴としては使い古した油のようなニオイで、「微量でも臭いやすく、拡散しやすい」、そして女性は「男性の2倍くらい臭く感じる」ニオイで、女性が受ける不快度が高い…さらに人によっては感じない場合もあるらしい。つまり当の男性は気が付きにくいのだ。

またスメハラが声高に叫ばれ始めた背景には、女性の社会進出も大いに影響しているという。職場で一度「あの人、クサイよね」と女性から評価がくだれば、口コミで社内に、twitterやfacebookで「隣のオヤジがクサイ!」と世界中に伝えられかねない。これは早急に対策を立てねばいけないと強く感じたのである。

耳の裏は都市伝説?正しいアラフォーのニオイケアとは

ミドル脂臭への対策として、加藤さんが進めてくれたのはズバリ、シャンプーだ。「え、シャンプー?」と思ったのだがミドル脂臭はニオイで話題に上がりやすいワキや足ではなく、頭頂部や後頭部、首の後ろから最もニオイを発するらしい。これに対処するためにはしっかりと皮脂を落とすシャンプーが最も効果的とのこと。

漂う体臭 原因のミドル臭とは

左からリフレッシュデオペーパー/薬用スカルプデオシャンプー/薬用デオドラントボディウォッシュ
LUCIDO 40才からのニオイ対策シリーズ(無香料)はこちら
http://www.lucido.jp/products/smellcare/

マンダムさんのLUCIDO 薬用スカルプデオシャンプーは、このミドル脂臭をターゲットに開発されたシャンプー。洗浄力が高く、落としにくいミドル世代の頭皮の脂をしっかりと洗い落としてくれるのだとか。いまだに嫁のシャンプー(嫁シャン)を使っている筆者が意を決して「嫁シャンじゃダメですか?」と聞いたところ、「女性用は頭皮のうるおい感や髪の指通りを主機能に効果を出しているものが多いのでミドル男性専用のものをおすすめします」とのこと…。

あなたも嫁シャンなのではないだろうか。妻に「ニオイケアはお前のため」と口説き落として、この商品を手に入れるか。それともいきなり買って帰るか。「そんなの一緒でいいじゃん」と言う妻が想像される…。でもまず一度試してみたい。

ちなみにこのシャンプー、加藤さんご自身も愛用していると教えてくれた。メントール成分が入っているので、使うとスースーして気持ちよいらしく、夏場におすすめな商品だそうだ。

次にボディーソープ。ミドル脂臭は首の後ろなどからも発生するらしく、ボディーソープの役割も大きいらしい。くれぐれも首の後ろを洗い忘れがないように丁寧に洗うことが大事だと言われた。LUCIDO 薬用ボディウォッシュもシャンプーと同じく、洗浄力に優れ、皮脂や汗のベタつきを洗い流し、ニオイを元から断つ効果がある。

日中のケアはというと、いつも風呂に入れるわけもないので、ボディーペーパーでの対応を勧められた。特にミドル脂臭が発生する後頭部や首の後ろを念入りに拭くべし!とのことだった。LUCIDOのリフレッシュデオペーパーは一枚で全身を拭き取ることができるので、頭だろうがワキだろうが拭きまくれる。

その他のニオイケアは?

夏場はミドル脂臭以外にも、汗臭も特に気になるところなのでその対策も聞いてきた。汗臭対策については近年、ロールオンやスティックなど、直塗りタイプが人気。デオドラントスプレーは手軽に全身に掛けられるが、直塗りタイプは、気になる箇所に直接塗ることができ、液が肌にしっかり密着するので、より防臭効果が高いらしい。最近では足の指の間に塗る用のデオドラント剤なども出ているといい、ちょっと驚いた。
中でもオススメがGATSBYのシールドシリーズとのこと。汗に強く、効果が長時間続くらしい。

漂う体臭 原因のミドル臭とは
左からシールド フットデオドラントジェル/シールド デオドラントロールオン/シールドデオドラントスティック/シールド デオドラントスプレー
GATSBY SHIELD DEODORANTはこちら
http://www.gatsby.jp/product/bodycare/shield-deodorant/

汗臭対策の流れとしては以下のような感じだ。

①薬用ボディーソープなどでカラダをきれいにする
②お風呂あがりや出発前に直塗りタイプをワキなどに塗る
③汗をかいたら、こまめにボディーシートで拭き取る
④拭き終わったらデオドラントスプレーやウォータータイプで防臭&制汗

結局、汗臭とはイタチごっこな感じになるしかないようだ。ただボディーソープやデオドラント剤などで菌そのものや、菌のエサとなる汗・皮脂を取り去ることで、ニオイを抑えることはできる。

まずは自分が「クサイ」という前提に立って、こまめにケアをすること。悲しいが、なんだかんだ言ってもそういう意識を持って対策していくことが大切なんだと実感した取材であった。

まとめ

マンダムさんが見つけた「ミドル脂臭」というニオイ対策商品や、足用のデオドラントなど、筆者の予想以上に男性用デオドラント市場は拡大しているようだった。それだけ、世の男性諸氏、とりわけアラフォー世代のニオイに関する意識が高くなっている証左だろう。
だが筆者がそうだったように、世の中ではいまだにアラフォーのニオイを加齢臭と勘違いしている男性も多く存在しているのも事実。ニオイに敏感でありながら間違ったケアをしているのでは効果は期待できない。このコラムを通じて、正しいニオイケアが浸透することを願うばかりだ。
「お父さんクサイ!」「部長クサイ!」なんて悲しい言葉が二度と聞かれないよう、個人的にも防臭布教活動をしようと心に誓った筆者なのであった。

様々な気付きを与えてくれたマンダムの加藤さんに感謝の念を示して、このコラムの終わりとしたい。
(加藤さん、臭くなかったでしょうか。。。。)

後日談

筆者はインタビュー後より、マンダムさんのシャンプーを愛用中。結果は(妻だけだが)すこぶる良好だ。妻とはあれ以来、ニオイについて話をするようになった。自分では気付きにくいニオイも身近な人に指摘してもらえば、対応もしやすい。読者諸君、ぜひ奥さん子供は味方につけておくように!


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