Webメディアだけでなく、企業が自社のHPやブログにソーシャルボタンを設置することはおすすめです。設置することで多くのメリットを得られます。
SNSによるコンテンツの拡散が期待できるのはもちろん、興味ユーザーが可視化できる点も大きなメリットです。また、SNS運用には非常に手間がかかりますが、SNS運用者の投稿の補完としての機能も期待できます。詳しく見ていきましょう。
拡散力はもっとも大きなメリットです。ソーシャルボタンがあることで、SNS利用ユーザーは気軽に情報をシェアし拡散してくれます。1人のユーザーが訪れたことで、そこから何人ものユーザーへリーチできるため、印刷した紙やPRイベントの開催などよりも、手軽に多くの興味ユーザーへリーチできます。
自社サイトにソーシャルボタンがあればネットユーザーが情報を拡散してくれるので、頻繁にSNSを更新する必要がなくなります。ユーザーによって利用しているSNSは異なりますので、ユーザーに合ったソーシャルボタンを設置し、ピンポイントにターゲットへと訴求しましょう。
SNSを効率的に使い、拡散できるだけでなく、興味ユーザーが可視化できる点もポイントです。自社の商品・サービスにどんな人が興味を持っているのかの傾向を分析したり、また、そういった人は他にどんなことに興味があるのかを探る手掛かりになります。
ソーシャルボタンを設置することによるデメリットはほとんどありませんが、1点だけ気を付けたいことがあります。ソーシャルボタン設置は拡散力が期待できる反面、ネガティブなニュースに関係する記事や、炎上した場合にも拡散されやすい点には注意しておきましょう。
また、デメリットではありませんが、設置方法によっては効果が薄れてしまう可能性があるので気を付けましょう。たとえば、ボタンの数が多すぎるとシェアされるSNSが分散されてしまい、ターゲットがぶれてしまうことが考えられます。せっかくユーザーの傾向を掴みたいのに、うまく傾向が読み取れないということになりかねません。
また、サイトの内容とソーシャルボタンの相性も大切です。たとえばビジュアルを訴求したいサイトに、文字情報だらけのブログへのソーシャルボタンが設置されていても、あまりシェアする人はいないかもしれません。ソーシャルボタンを設置する際は、サイトとの相性を考慮しましょう。
ソーシャルボタンの設置は企業の情報拡散に必要不可欠です。ユーザーの拡散力によってマーケティングの成功は左右されます。他社が、どんなソーシャルボタンを設置しているのかを調べながら、ソーシャルボタンを活用したマーケティングを試みてみましょう。
]]>サイト内に記事を追加したり、既存の記事に追記、またはリライトを加えることで、順位が上昇することがあります。そのため、一見するとサイトを更新することによりSEOが改善されたように感じますが、必ずしも更新頻度が高ければ高いほどSEOの評価が上がるというわけではありません。これは更新したことへの評価ではなく、追加されたコンテンツ内容の評価が高まったことが要因となります。高品質なコンテンツをアップする更新頻度が高くなると、次第にサイトのボリュームも大きくなり、クロール頻度が増していきます。クロール頻度が増すことにより、サイト内で更新された内容が、Googleにいち早く評価してもらえるようになります。
検索エンジンは、ユーザーにとって有益な情報を提供するサイトを評価します。そのため、更新頻度を上げるだけでなく、更新するコンテンツがユーザーにとって価値のあるものであることが重要なのです。
新規記事が上位表示されやすいという話を聞いたことがあるかもしれません。しかし、新規記事を追加すること自体にSEO効果があるわけではないため、新しく追加した記事の方が他の記事よりも順位が高くなるということはありません。
とくにニュースサイトなど、最新の情報に価値があるようなサイトにおいては、新規記事の方がより最新の情報が記載されていることが多いため、検索結果で上位になりやすい傾向があります。しかし、時間が経っても内容が変わらない、普遍的なテーマの記事に関しては、日付が古い記事、日付の記載がない記事も上位に表示されることが多くあります。
つまり、記事の新しさが必ずしも検索順位に影響を与えるとは限りません。新規記事であるということよりも、その記事がユーザーにとって有益で、検索エンジンにとって評価しやすい内容かどうかが重要なのです。
更新頻度や投稿頻度は、SEO評価に直接的な関係はありません。適切な更新・投稿頻度の目安を考える際には「ユーザーに有益かどうか」で判断しましょう。記事更新の頻度はSEOの観点から直接的に影響がないとはいえ、ユーザーからすると、頻繁に更新されているサイトは、活発なサイトで、常に正確な情報が掲載されていると感じやすいという面もあります。そういった意味では、ある程度更新頻度を高めることには意味があるでしょう。ただ、更新頻度だけを考えてコンテンツの質が低下したり、同じ内容の記事が重複したりしては意味がありません。コンテンツの質の低下はGoogleからの評価定価を招くため、注意が必要です。
更新頻度はSEOに一定の影響を与えますが、それ以上に重要なのはコンテンツの質です。また、更新頻度だけを目的とすることはおすすめしません。SEOだけでなく、ユーザーに提供するコンテンツの質とのバランスを考えて運営することが大切です。
]]>正規化の手法のひとつに、canonical(カノニカル)タグを利用した方法があります。
canonicalとは、Googleなどの検索エンジンに正規URLを示すときに使用するタグです。
重複するWebページのHTMLに正規URLを示す<link>タグを設置することで、正規URLを示すことができます。
たとえば、https://www.torimochi.jp/aaa というページを正規 URL にしたい場合に、属性 rel=”canonical” を設定した <link> 要素を、重複ページの <head> セクションに追加します。具体的には以下のような記述になります。
<html>
<head>
<title>Explore the world of dresses</title>
<link rel=”canonical” href=” https://www.torimochi.jp/aaa” />
<!– other elements –>
</head>
<!– rest of the HTML –>
この方法のメリットとしては、URL単位で正規化先を指定できることです。ただし、管理が複雑になる場合がある点には注意しましょう。また、HTMLページにしか使用できないというデメリットもあります。
canonicalを使う方法としてもうひとつ、HTTPヘッダーでrel=canonicalを送信する方法があります。URL単位で正規化先を指定できるだけでなく、PDFなどHTML以外にも使用できる点がメリットです。ただし、サーバ側での設定が必要なため少々作業が煩雑になる点がデメリットです。
301リダイレクトを設定することによって、重複するWebページへの訪問者をすべて正規URLに転送する方法もあります。そうすることで、ページの評価をリダイレクト元からリダイレクト先へ引き継ぐことができます。なお、評価は301リダイレクトを設定している期間のみ引き継がれます。
301リダイレクトを設定するメリットは、canonicalよりも確実に正規URLを伝えられる点です。また、リダイレクト元のページはアクセスしても自動的にリダイレクト先ページに転送され誰も訪問できなくなるため、該当ページを廃止する場合しか使えない点には注意する必要があります。
URL正規化のひとつにサイトマップで正規URLを指定する方法もあります。サイトマップとは、サイトの構成を地図のように一覧表示しているページのことです。Googleはサイトマップを参考にするため、正規URLをサイトマップで示すことは有効です。サイトマップを作成するとクローラーが認識しやすくなるため、大規模なサイトや構造が複雑なサイト、新規やリニューアル後間もないサイトなどに向いている方法です。
ただし、サイトマップを作成すること自体は正規URLの指示を出すことにはなりません。Googleが認識するシグナルとしてはcanonicalより弱い点はデメリットです。あくまでcanonicalタグの使用や301リダイレクトの設定をしたうえで補助的に使用するのが良いでしょう。
正規URLを伝える方法は複数あります。それぞれのメリット・デメリットをおさえ、目的や状況に応じて適切な方法を選択することが大切です。
]]>URLの正規化とは、同じ内容のページが複数存在する場合にURLを統一することです。統一することで、検索エンジンからの評価を効率的に集めることができます。URLが正規化されていないと、検索順位の評価が分散してしまうリスクがあります。
検索エンジンはWebページのURLごとに評価を行います。同じ内容のページであっても、異なるURLだと別のページとみなされるため、本来1つのページに評価が集まるはずのところ、複数ページに評価が分散されてしまう可能性があるのです。さらに、URLが正規化されていないとGoogle bot(クローラー)はサイト内全てのページをクロールしなければなりません。結果的に、不用意なページもクロールすることとなり、クローラビリティの低下につながることも考えられます。
さらに、重複ページが存在すると、URLデータの抽出量が増えるため、サイト分析やトラッキング分析にも手間がかかってしまいます。
どのような場合に正規化が必要となるのかをご紹介します。
・index.htmlがあったりなかったりするページ
サイトのURLの末尾に「index.html」や「/(スラッシュ)」、「?(クエスチョンマーク)」があったりなかったりする場合、正規化が必要です。特に理由がなければ、末尾にこれらがつかないパターンをおすすめします。拡張子が変わった際にも利用できるだけでなく、URLが短くなり入力がしやすいというメリットがあります。
・wwwのあるなしは気にしなくて良い
wwwがあったりなかったりしても、特に正規化をする必要はありません。wwwがある場合、ない場合それぞれにメリットがありますので、正規化を気にせず、必要に応じて採用すると良いでしょう。
・暗号化があったりなかったりするページ
https://かhttp://か、の違いも別サイトとみなされるため、正規化が必要です。https://はサイトのセキュリティが強化されています。サイトの信頼性が担保されるだけでなく、SEO対策としてもhttps://をおすすめします。ただし、以降が必要になったり、運用費がかかったりというデメリットもあるため、総合的に判断しましょう。
・パラメーターがついたページ
主にECサイトなどでよく使用されている、パラメーター(URLの末尾につける変数の文字列)がついているURLも統一した方が良いでしょう。
・スマートフォン・タブレット用のページ
スマートフォンやタブレット用にドメインやディレクトリを別にして用意しており、ディレクトリに/sp/が入りPCのサイトと区別する場合も正規化が必要です。
URLの正規化はSEO対策においても非常に重要です。今回は正規化が必要な場合をパターンに分けて解説しました。次回は、正規化の方法についてお伝えします。
]]>まず、HTTPレスポンスコードについて確認しましょう。HTTPレスポンスコードとは、インターネットサーバーからのレスポンスのことです。Webページでのリンククリック、URL入力などをすることで、サーバーに対して「このページを表示させたい」と伝えるのです。サーバー側はリクエストを処理し、処理結果をHTTPレスポンスコードとして送ります。404は、そのHTTPレスポンスコードのうち、リクエストされたページが表示されないことを意味するコードです。
404ページが表示される原因は、大きく以下の3つです。
・削除されたページなど、存在しないページである
リンク先のページが削除されていたり、リンク先として設定したURLが間違っている場合、存在しないページとして404ページが表示されます。
・ユーザーが入力したURLが誤っている
ユーザーが直接URLを入力したとき、そのURLが間違っている場合も存在しないページとして404ページが表示されます。
・リダイレクト設定に不備がある
たとえば、サイトのリニューアルや移転などで新規のURLができた場合、一般的に古いURLにアクセスしたユーザーが自動で新しいページに移動するようリダイレクト設定を行います。このリダイレクト設定に不備がある場合も、404ページが表示される可能性が高まります。 404ページは、上記のように存在しないページにアクセスしたときに表示されますが、404ページを表示させないことは不可能とされています。どんなに対策しても404ページが表示される可能があるのであれば、404ページを適切に設定する必要があります。
404ページが表示されたとき、ただ404ページである旨だけが表示されていると、ユーザーはその後どうすれば良いのか混乱してしまいます。原因はどうあれ、目的のページにたどり着けず、その間に興味を失うなどしてサイトから離脱してしまうかもしれません。そのため、設置する404ページは、ユーザビリティに考慮する必要があります。 404ページの作成ポイントは以下の3つです。
・サイト全体とデザインの統一感を持たせる
404ページとサイトデザインが異なると、ユーザーは「別のサイトへ移動したのかも」「怪しいリンクを踏んだのかも」と、不安に感じる可能性があります。そのため、ユーザーの混乱を招かないよう、404ページもサイト全体のデザインと統一感を持たせる必要があります。オリジナルの404ページを作成する際は、404ページ単体ではなく、サイト内のページのひとつというイメージを持ち、サイトと統一感を持たせるよう意識しましょう。
・エラーページであることをわかりやすく伝える
404ページでは、「表示しようとしたページが存在しないためにエラーページが表示されている」ということをわかりやすく伝えましょう。エラーページであるということは、ファーストビューで伝えるとともに、短文にすることやわかりやすいフォントにすることも意識しましょう。なぜエラーページが表示されているのかを併せて記載するのも親切です。
・サイトマップなどを配置する
404ページでは、エラーである旨を伝えるだけでなく、サイトマップなどのテキストリンクを配置し、ユーザーが目的とするコンテンツが存在すると伝えることも大切です。離脱を防ぐため、サイトマップやサイト内検索窓、レコメンドウィジェットの設置などでサイト内の別ページへ誘導するのも効果的です。
404ページは、存在しないページにアクセスされたときに表示されます。404ページの表示を完全に防ぐことはできないものの、ユーザーによっては404ページを悪印象と捉える可能性もあり、また、サイト離脱の要因にもなりかねません。404ページはサイトと区別して考えられがちですが、できるだけ離脱を防ぐために、サイトと併せて表示方法を工夫することが大切なのです。
]]>トレンドワードは、一言でいうと「その時話題になっているワード」のことです。ある一定の期間に多くの人の間で話題になっていることを「トレンド入り」と呼びます。たとえばSNSである商品がバズれば、その商品の関連ワードがトレンドワードとなります。ニュースやゴシップ、商品や映画などのリリース情報についても同様です。同じ時間にたくさんの人が話題にするワード、それトレンドワードです。つまり、トレンドワードのチェックは、今話題の最新情報を知ることにつながります。そして、トレンドワードに沿ったweb記事を作ることで、トレンドに興味を持つユーザーの集客が狙えるのです。
検索エンジンの中でもトップシェアを誇るGoogle上でのトレンドは、まさに情報の最先端です。Googleトレンドとは、文字通り、「ある検索ワードがGoogleでどれくらい検索されているか」をチェックできるツールです。会員登録も不要で、無料で使用できます。 膨大なGoogleデータの中から、期間ごと(過去1時間・4時間・1日・30日間・90日間・5年間・2004年~現在まで)で情報抽出できます。また、カテゴリ別、国別、検索ジャンル別(WEB検索・画像検索・ニュース検索・Googleショッピング検索・YouTube検索)など、さまざまな角度からトレンドの動向をチェックすることもできます。 たとえば、過去24時間のトレンドワードは、まさに「今現在話題になってること」を示します。また、過去のトレンドワードランキングからは、過去に注目された話題や事件を知ることができます。
トレンドワードを元にした記事を用意することで、ユーザーのアクセス増が期待できます。 たとえば、過去24時間のトレンドワードから「突然注目されはじめた話題」をチェックすれば、トレンドに即した記事を競合サイトより先に書くことができます。そのワードがホットなうちに記事化することで、そのワードでの検索上位を狙い、流入増が期待できます。 また、トレンドワードは過去記事のリライトに活かすこともできます。特に、トレンド情報の自動取得機能を利用し、キーワードを登録しておくと、指定のメールアドレスに最新情報が届くため、タイミングを逃すことなくトレンド推移を確認できます。
YouTubeショート動画は、YouTube内での短い動画(60秒以内)を配信できるサービスです。スマートフォンで誰でも簡単に作成、編集、投稿が可能。長尺の動画に比べて手軽に投稿でき、気軽に閲覧できるショート動画は、多くのユーザーからの支持を集め、企業のマーケティングでも取り入れられています。
TikTokは主要なショート動画サービスで、Youtubeショート動画に先行して流行しました。TikTokとYouTubeのショート動画の主な違いは、大きく分けて2つあります。1つめは導線です。TikTokは専用のアプリをダウンロードし、アプリを開くと動画がフルスクリーンで動画が表示され、投稿者のフォローなどができます。YouTubeショート動画は、Youtubeのサイトまたはアプリ内でタブを切り替えることで視聴できます。 TikTokはアプリをダウンロードする必要がありますが、ショート動画はYoutubeのサイトおよびアプリ内から誘導がかけられているため、既にYoutubeで動画を見る週間のあるユーザーが参入しやすいというメリットがあります。
もう1つの違いは、ユーザー層です。TikTokの利用者は比較的若い世代が多い傾向ですが、YouTubeの利用者層は幅広いという違いがあります。 若年層を中心に流行したTikTokの流れを受けて、YouTubeでもショート動画を閲覧できるようになったことで、ショート動画は幅広いユーザーへのアプローチが可能になったのです。
ショート動画のメリットの一つは投稿や視聴のしやすさですが、それだけでなく、既存のYoutubeチャンネル登録に繋げられる点も大きなメリットと言えます。 YouTubeの配信者にとって、チャンネル登録を増やすることは大きな意味があります。ショート動画を継続して投稿していると、気に入ったユーザーがチャンネル登録をしてくれるようになります。Youtubeチャンネルを運用しているのであれば、ショート動画を始めることには大きなメリットがあると言えるでしょう。 また、2023年2月より、YouTubeショートにおける広告収益の分配が開始されました。収益化対象になるためには条件がありますが、収益化対象となれば動画クリエイターに対して収益が分配されます。ショート動画は単にYoutubeチャンネル登録者数を増やすためだけでなく、マネタイズのひとつとしても取り入れる意義があるでしょう。
Youtubeショート動画は、長尺の動画に比べて気軽に始められるだけでなく、既存のYoutubeチャンネルへの導線として有効です。また、幅広い年齢層のYoutubeユーザーに対してアピールできる点も魅力です。 なお、レコメンドウィジェット「とりもち」では、異なるドメイン間の誘導が可能です。そのため、自社WebサイトからYoutubeチャンネルへの導線を作ることができます。Youtubeチャンネル運用のメディア運用者様は是非一度お問い合わせください。
]]>リライトをする上での注意点を、やってはいけないこととやるべきことに分けて見ていきましょう。
やってはいけないリライト①すでに検索上位のサイトを大幅にリライトしすぎてしまう
やってはいけないリライトの1つ目は、すでに検索結果で上位のページを大幅にリライトすることです。公開済みの記事ですでに上位表示されているページは、すなわち、現状ユーザーにとって有益なコンテンツだと評価されているページです。上位表示の目安は2位~4位ほどです。この位置に表示されているページは、リライトすることで逆に検索結果順位を下げてしまうリスクがありますので注意が必要です。 ただし、コンテンツの内容が古くなっていたり、不正確な情報が掲載されている場合は、正しい情報にリライトする必要があります。また、前回のブログでお伝えしたように、インプレッションは多く、検索順位もある程度上位に表示されているのにクリック率が低いページはリライトの対象になります。検索上位にある記事をリライトする際には、評価されているであろうポイントを残しつつ改善し、大幅な変更を加えすぎないように気をつけましょう。
やってはいけないリライト②リライトにより重複コンテンツを作成してしまう
やってはいけないリライトの2つ目は、リライトすることによって重複コンテンツを作成してしまうことです。重複コンテンツ、つまり同じような内容が書いてあるページが複数あると、検索エンジンによりペナルティを課せられる可能性があります。 重複コンテンツを回避するためには、元の文章の意味を理解し、自身の独自の言葉で表現しなければなりません。また、文章の構成や表現方法を変えることも重要です。 重複コンテンツを回避し、オリジナルなコンテンツを提供することが、サイトの品質向上につながるため、注意して行いましょう。
次に、やるべきリライトについて見ていきましょう。
やるべきリライト① 不要なコンテンツを削除する
SEO効果上げるためのリライトは、公開済みのコンテンツの改善を目指すものであり、単に記事を書き直すということではありません。そのため、コンテンツの重複を防ぐために不要なコンテンツを削除することも有効なリライトのひとつです。 単にコンテンツを増やすのではなく、サイト内の他ページと重複している内容がないかなどをチェックし、ユーザーが必要としていない情報を削除しましょう。重複コンテンツを削除することは、SEOの観点からも重要ですが、それだけでなく、ユーザビリティの面でも良い効果を生みます。無駄な情報や重複したコンテンツは、ユーザーにとってもわかりにくいものとなり、離脱率が上がるなど、サイト全体の価値が下がってしまう可能性ががります。不要なコンテンツを削除することで、シンプルでわかりやすい、よりユーザビリティの高いコンテンツを提供することができます。
やるべきリライト②記事内容の伝わりやすさを意識する
よく読めばとても役に立つ、良い内容のコンテンツでも、記事内容が難しく伝わりにくければユーザーの離脱を招いてしまいます。そのため、記事内容の伝わりやすさは重要です。リライトの際には、わかりやすさを意識したリライトが必要です。たとえば、「適度に画像を挿入する」「専門用語などの難しい言葉を言い換える」「例を挙げて説明する」「数字を交えて説明する」「適切に改行を行う」などが効果的です。せっかく良い内容の記事を書いても、伝わりにくいことでユーザーが離脱してしまうのはもったいないことです。常にユーザーにとってわかりやすい記事を意識してリライトすると良いでしょう。
やるべきリライト③リライト後もアクセス分析などによる効果検証を定期的に行う
記事をリライトしたら、そこで終わることなく、しっかりとアクセス分析を行うことも大切です。アクセス分析では、リライト前後の記事のViewや滞在時間、コンバージョン率などを見て、元の記事とリライト後の記事の変化を確認しましょう。 また、リライト後の記事の検索結果の順位も確認しましょう。リライト後の記事が上位表示されれば、多くのユーザーにアクセスされます。どのようなリライトがどのような効果を生んだのか、適宜確認し次の施策に活かしていくことが大切です。
リライトはただ書き換えただけではSEO効果を生むどころか、逆効果になることもあり得ます。目的をはっきりさせて、また、リライト実施後の効果検証を適宜行うことで、コンテンツをより良いものにしていくことができるのです。
]]>過去記事のリライトはSEO対策として有効ですが、リライトに適する時期、そうでない時期があります。まず、メディアを立ち上げたばかりの時期はリライトよりも新規記事を作成することに注力するのをおすすめします。メディア立ち上げの時期はまだドメインの評価が低く、なかなか効果が見えにくいですが、まずは本数を増やして行くことが大切です。そして、記事本数が増えたタイミングでじょじょにリライトを行っていくと効果的です。記事本数の目安についてはメディアのジャンルやドメインパワーなど様々な要素で左右されますが、だいたい50本から100本を超えた頃を目安とすると良いでしょう。
次に、リライトすべきページの選び方について見ていきましょう。
検索結果上位だがクリック率の低いページ
まず、インプレッションは多く、検索順位もある程度上位に表示されているのにクリック率が低いページを探しましょう。このようなページはタイトルをリライトすることでクリック率を上げることが有効です。通常、検索結果画面で上位表示されていれば、クリック率は高くなりますが、上位表示されているにもかかわらずクリック率が低い場合は、タイトルに問題がある可能性があります。そのため、タイトルのリライトでクリック率を上げ、インプレッションを増やすための施策としてリライトを行います。もともとのインプレッションが多い記事であれば、リライトのの効果もわかりやすく、メディア全体に与える影響も大きいと言えるでしょう。
検索結果が1~2ページ目を行き来しているページ
次に、インプレッションが多く、検索順位が1ページ目から2ページ目を行き来しているページを対象にします。このようなページは、本文のリライトで検索順位を上げるためにリライトを行うと良いでしょう。検索結果ページでCTRを10%以上獲得できるのは上位表示4位程度までと言われています。そのため、本文をリライトすることで検索結果順位を上げることで、クリック率が上がり、インプレッションの増加につながります。また、本文リライトの際には、上位表示されているページの内容も参照しながら、新しい情報を書き加えるなどすると良いでしょう。
過去記事のリライトを効率的に行うためには、リライトを行う時期と、ページの選定方法について意識する必要があります。次回は、リライトを行う際の注意点についてお伝えします。
]]>リライトとは、つまり文章を書き換えることです。公開済みの記事(過去記事)を、テーマは変えずに加筆修正を行うことで、より良いコンテンツに書き換える作業がリライトです。メディア運営において、新規記事のみで流入を増やし続けることや、新しいテーマを常に見つけ続けることは簡単ではありません。その点、リライトは少ない労力で多くの成果を得られる可能性が高いという利点があります。
運営開始すぐのサイトであれば、新規記事を増やし続けることが大切です。しかし、ある程度継続的に運営しているサイトであれば、全体に占めるアクセスの割合は新規記事よりも過去記事のほうが多くなる傾向にあります。また、ある程度記事がたまっているサイトでは、大部分のアクセスを少数のページが集めていることが多々あります。そのため、過去記事をリライトすることがトラフィック増の施策として有効なのです。 さらに、ページ数が増えるほどコンテンツ重複の発生が多くなりがちです。コンテンツの重複はSEOにおいてGoogleからマイナスの評価を受けるため、似たような新規記事を作成するよりも過去記事のリライトをする方が良いという面もあります。
過去記事のリライトには、前述したようにトラフィックを増やすこと以外にもさまざまなメリットがあります。 まず、新規記事の作成には、新たにキーワードを選定したり、新しいテーマを探すなど非常に手間がかかります。その点、リライトは既にキーワードやテーマが決まっていて公開済みの記事をもとに手を入れるので、新規記事を制作するよりも工数を抑えられるというメリットがあります。 さらに、すでにアクセスを伸ばしている記事をリライトし、最新の情報を追加することで、より多くのトラフィックが期待できる点もメリットです。 また、検索ニーズは日々変化し、検索結果の順位も日々変動します。過去記事の内容と、現在の検索ニーズを見比べ、その乖離を修正しすることもSEO対策として有効です。
リライトは、新規コンテンツを増やすことと同じかそれ以上にSEO対策として有効です。サイト運営では、新規記事の作成に加えて、定期的なリライトを組み込むと良いでしょう。 次回はリライトするのに適した時期や、リライトすべきページの選び方など具体的な方法についてお伝えします。
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