【ドローンキーパーソンインタビューVol.12-2】災害時にドローンを役立てたい。DJIエースパイロット 中村佳晴氏とドローンの出会い

2017.7.24 08:07 更新

読了時間:2分27秒



災害時にドローンを役に立てたい…青果担当からドローンパイロットへ

ドローン業界でトップシェアを誇るDJI。その日本法人、DJI JAPAN株式会社(以下、DJI JAPAN)で、専任パイロットを務めるドローングラファの中村佳晴氏。中村氏の仕事はパイロットに限らず、DJIマスターとして、DJI CAMP(技能認定プログラム)を通したDJIインストラクターの育成や、関係各所との交渉・調整、取扱説明書の確認など幅広い業務を担当している。そんなオールマイティな中村氏だが、そもそもどのようなきっかけでドローンと出会ったのだろうか。今回はその原点に迫りたい。

田口 中村さんはどのようなきっかけでドローンの世界に入られたのですか?

中村 前職では、友人が立ち上げた派遣会社に大卒で入社して、派遣先のスーパーマーケットで野菜果物担当をしていました。そのスーパーマーケットから誘われて、そこの社員になったんです。

DJI JAPANのエースパイロットでドローングラファの中村佳晴氏

田口 スーパーの青果担当ですか、意外な経歴ですね。

中村 青果って、四季があって面白いですよ。季節感のある色合いを意識して、売り場を作るんです。そのために配色の勉強もしました。

田口 その配色感覚は、今も映像作りに生きているのかもしれませんね。

中村 そうですね。あとはお城巡りが趣味で、よく登城していました。登城するときは攻める側の気持ち、帰るときは守る側の気持ちを想像して楽しむんです。そこから、お城をもっと立体的に見てみたいという気持ちが大きくなりました。

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