知育菓子で脳を刺激!【後編】~4歳と30歳に作らせてみた~

2017.11.28 08:07 更新

読了時間:4分25秒



2歳~小学生を対象にした「知育」と「食」を合体させた知育菓子。作ることを通して「食」への興味や「料理をする」という家事の大変さや楽しさを学べるのだとか。

前回は、4歳の愛娘が悪銭苦闘する姿をお届けしました。
さて後編では、もう悟りをある程度ひらいた大人も知育菓子を作ったら…? 大人の視点から知育菓子の素晴らしさを探ります。

リベンジ【同僚30歳】知育菓子を作ってみてください

知育菓子「たのしいおすしやさん」、大人が作ったらどのくらいの完成度まで持っていけるのでしょうか。

愛娘から得た教訓を踏まえ、料理が趣味という同僚のヤマダさん(独身)に挑戦してもらいました!

数々の体育会系企業を渡り歩き、苦境を乗り越え御年30歳を迎えたヤマダさん。あまり笑った顔をみたことはないのですが、いつも冷静沈着な態度で頼りになる同僚です。
大人パートでは、知育菓子の完成度とあわせて、経験を積んだ大人の心理的変化も見ていきましょう。

作業開始!

「全部粉?すごいね」「全部ブドウのにおいするの不気味ね」「あーこれ、子ども難しいわ」と言いつつ、ごはん、たまご、まぐろの工程をサクッとクリア。
「お刺身はカドが立ってないとダメなんですよ」と、完成時の見栄えを気にして小さなスプーンで角を丁寧に微調整していきます。そんなことより仕事を頑張った方が良いんじゃないでしょうか。

お次は「イクラのもと」を垂らすための特殊な水づくり。粉がうまく溶けていかないようです。
「ジグザグに混ぜると、粉が溶けやすいんですよ。コーヒー混ぜたりするときにおすすめです」
小ネタはいいからさっさと作ってください。

「イクラはラー油っぽいですね。でもグレープ味なんだ、わけわかんねぇ」
状況を冷静に捉えながらも手元から目を離さないヤマダさん。仕事中に垣間見る集中力と冷静な分析能力を感じることができます。

「……」
一滴ずつ、手元をぶらさずに落とし続けるヤマダさん。一点集中です。
手元を狂わせてはいけないという気迫を感じます。
仕事もこれくらいまじめにやってくれたら私の工数も減るのに……。

さて、イクラの製造がある程度終わったところで、ネタを握っていきましょう!

圧倒的クオリティ‼
たまごとまぐろの工程でこだわった「ネタの角」の美しさが、まるで包丁でさばかれたようなリアリティを感じさせます。

※このあと社内でいただきました

なかでも、こぼしイクラ軍艦のクオリティが群を抜いていました(謎の北海道感)
「回転寿司なら600円の奴だね」情熱の行方がよくわかりません。

制作を終えて・感想

作業時間は約30分。
終始「子どもは難しいでしょ」を連呼しつつ、最後は豪快にイクラをこぼしてくれました。

【質問】

Q. 難しかったですか?
小さなトレイで混ぜること、ごはんやネタ生地の練り方、力加減など大変な作業だと思います。とくにイクラをスポイトで垂らすときは集中力が必要。

Q. 楽しかったですか?
そうですね。クオリティを追求しようと思えば大人でも十分楽しめますね。
知育菓子っていうか、途中からジオラマとかプラモデルっぽい感じはしましたね。

そう言って顔をほころばせたヤマダさん。小さなトレイやスプーンを使い「おすし」作りに向き合った30分。自分の中に眠るセンスやこだわり、料理をする者としての妥協しない心が圧倒的クオリティを生み出したのでしょう。

食から学ぶ「発見」

手をかければかけるほど、それに応えてくれるという点は年齢関係なく大きなことです。
子どもの感受性は強いので、手先を使ったものづくりは脳に良い刺激を与えてくれますし、色々な体験を経て感性がやや鈍感になりかけている大人に対してもものづくりの楽しさを再確認させてくれます。
知育菓子を通して、少しでも豊かな経験を積んでくださいね!


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