販売開始後すぐに売り切れのメーカーも! 今話題のラン活とは? まだ間に合う買い方も伝授します

2017.10.11 22:07 更新

読了時間:6分17秒



最近、ニュースや雑誌などで「ラン活」という言葉を耳にした方も多いと思います。
「ラン活」とは翌年小学1年生になる子供をもつ両親、もしくはその親族がランドセルを
選び、購入するまでの活動を表す造語です。
ランドセルを買うだけの事に何を大げさな。と思われると思いますが、ここ数年でランド
セル業界を取り巻く環境は劇的に変わってきており、某メーカーのランドセルが発売開始
すぐに売り切れたことがYahoo!ニュースに取り扱われるなど大きな話題となっています。

今回は、この「ラン活」についての紹介、その対策。
まだ間にあうこだわりランドセルの購入方法などを紹介させていただきます。

そもそもランドセルを手に入れるのってそんなに大変なの?と思うと思いますが、
量産型のランドセルであれば、そこまで大変ではありません。
この「ラン活」という造語が生み出されるほど、獲得合戦が過熱しているのは
いわゆる「工房系ランドセル」と呼ばれるランドセルです。

「工房系ランドセル」とは、文字通り工房で職人の手によって一つずつ丁寧に
手作りされたランドセルです。
(この点については、下記で別途触れさせていただきます。)

また、もう一つの特徴としてシンプルなデザインで天然革にこだわって作られ
ているという点も挙げられます。

代表的なところでは、萬勇鞄、中村鞄製作所、鞄工房山本などのメーカーがあります。
ランドセル専門では無いですが、土屋鞄のランドセルも工房系ランドセルとして
人気が高いようです。

ここで、1点大事なことが。
工房系=手作り。その他メーカー=機械による大量生産。と思われている方が
多いですが実はその認識は間違いで、大手ランドセルメーカーもほとんどの工程に
人の手が入っており、機械で大量生産している訳では無いのです。

革でランドセルの様な複雑な構造を作るには、職人の技が欠かせないからですね。

その為、分類としては「工房系=天然素材を活かしたシンプルなデザイン」「大手ランドセルメーカー=機能性重視(軽い、頑丈など)、デザインパターンが豊富。
このように覚えていただいた方が良いかもしれませんね。

では工房系ランドセルをお求めになりたいという方に入手方法についてお伝えします。
工房系ランドセルの多くは受注生産です。
その為、翌年の4月までに作ることが出来るランドセルの受注が揃った時点で「完売」
となってしまいます。

現に、紹介をさせていただいた萬勇鞄、中村鞄製作所、鞄工房山本は既に完売となって
います。

「ラン活」に勝ち抜く為にはどうすればよいか。「迷いすぎず、とにかく早く!」
これにつきます。

早く注文をする。その為には工房系ランドセルメーカーの販売開始時期を理解しなくては
いけません。
販売開始時期を制する者はラン活を制す!と言っても過言ではありませんね。

工房系ランドセルは早い所ですと、開始1か月で完売してしまうのが現状となっていて
入学式半年前位に「そろそろランドセルでも選ぶか」と動き出したころには間に合わない
などという事が起きてしまいます。

ちなみに、各ランドセルメーカーの受注開始時期はまちまちですが、年々確実に早まって
いて、早い所ですと5月のGW中には開始するところも出てきました。

たくさんの商品を作るためには、できるだけ早く注文を取って、早くから作り始めなくては。
という生産者側の努力かもしれません。

つまり、人気の高い工房系ランドセルを確実に入手したい場合、ほぼ1年前から販売サイトをチェックして、販売開始と同時に注文をする必要があります。

「それだとじっくり選べないよ・・・」という方は、アンテナショップに行ってみると良いですよ。
工房系ランドセルメーカーの多くが実際の商品が置かれているアンテナショップを持っているので、そこでじっくり見て購入するメーカーと、大まかな商品の希望を決めておけばじっくり考えられて、すぐに注文することができると思います。

こうなると、入学2年前からの動きになりますね。
「ラン活」恐るべしです。

こんな情報もらっても、来年入学だからもう間に合わない!
という方の為にまだ間にあうこだわりランドセルの入手方法について紹介をさせていただきますね。

工房系はどこも売り切れ。
とあきらめている方も多いかもしれませんが、販売サイトを確認してみたところ、土屋鞄さんは一部の色で売り切れが出ているものの、まだ注文を受け付けているようです。

また、大手ランドセルメーカーもしっかりチェックをしてみてください。
本革、シンプルで上品なデザイン。
こういった商品は大手ランドセルメーカーにもラインナップとして増えてきているんです。

例えば、みなさん一度はCMで耳にした事があると思われる「天使のはね」シリーズのセイバン。
コードバンを使った最高級ライン「HOMARE」は残念ながらもう売り切れていますが、本革を使ったモデルロイヤルレジオシリーズはまだ販売サイト上では注文を受け付けているようです。

カバンのフジタも残数がわずかながら、本革シリーズのサンシャインピースは、まだ注文を受け付けていますね。

このように、まだギリギリ間にあう状況でもありますので、「うちの子にはこだわりのランドセルを!」という方は急いでチェックしてみてください。

※ランドセルの在庫は記事作成日のものなので、その点ご了承ください。

当然の事ですが、もらった本人が喜ぶのが一番なので、子供の好みもしっかり聞いてあげてくださいね。(笑)

では皆さま良い「ラン活」を!


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