残ったおもちの新しい食べ方

2017.1.6 12:05 更新

読了時間:7分48秒

もち

あけましておめでとうございます。本年もブーストマガジンをどうぞよろしくお願いいたします。

さて今回は、余ったものをどうするか、困っている人が多いと思われる「おもち」の話題。正月に欠かせないお雑煮用に買ってきたのはいいものの、必ずといっていいほど余るおもち。なんとか消費しようと焼いて磯辺焼きで食べたり、きなこをまぶしてみたり、お雑煮、おしるこにしてみたりと、さまざまな方法で食べてみるのだが、正月も三が日を過ぎるとさすがに飽きてしまう。

それでいて、売っている餅も一袋にそれなりに入っているし、実家から送られてくる場合でもそれなりの量があり、毎年食べきるのに苦労している人も多いのではないだろうか?

そんな「おもち問題」を解決するために、筆者は考えた。正月は和風の料理が続く。一方、子どもたちは和食よりも洋風なもののほうが好きなもの。なんとかおもちを洋風にアレンジできれば消費も進むのではないだろうか。

そこで今回は、おもちを洋風に楽しめる簡単レシピをいくつか調べてみた。余ったおもちの食べ方に頭を悩ませる妻に教えてもよし、簡単なのでお父さんが家族に作ってあげてもよし。ぜひ試してみてほしい。

 

洋風におもちを味わうレシピ

最近ではクックパッドやブログなどで、料理のレシピを公開している人が多く、おもちを使ったレシピも数多くある。今回はその中から、チョコレートがとろける「チョコもち」と、ホワイトソースを作る必要がない「もちグラタン」を作ってみることにした。

おもちをメインに使った洋風料理なら、子どもも喜んでパクパク食べてくれそうだ。また、子どもも妻も大好きなチョコを使ったおやつにアレンジすれば、飽きずに食べ続けられそうだ。筆者はデコ鍋を作って以来数週間ぶりに台所に立つことにした。

 

とろけるチョコがたまらない!チョコもちの作り方

まずは、手軽な「チョコもち」から作ってみる。出かける予定もなくすっかり正月モードでゆったり過ごしている妻と、お年玉でいろいろ欲しいものを手に入れてテンションが高い子どもたちに出してみることにした。

必要なのはおもちとチョコのみと、とっても簡単だ。ではさっそく調理の様子をお届けしよう。

まずは普通の四角い切り餅を半分にスライスする。それを皿にのせて、500Wのレンジで5分ほど加熱する。

チョコもち

加熱が終わったら柔らかくなったおもちを少し伸ばすのだが、ここでちょっとしたハプニングが発生する。筆者は皿にじかにおもちを置いたのだが、加熱が終わると、皿におもちがくっついてしまった。普段料理をしない感が半端なく発揮されている。なんとかひっぺがしてみたものの、こんな情けない見た目になってしまった…。

チョコもち

妻に話したところ、皿にクッキングシートを敷けばくっつかないとのこと。ぜひ参考にしてほしい。

皿からおもちをはがして、なんとか広げていく。チョコを一個ずつおもちでくるんだら、まるめて完成だ。まずは一つ、さっそく自分で食べてみる。断面は写真のような感じだ。

チョコもち

温めてからチョコをくるむまで時間がかかったので、チョコが溶けるか心配だったが、思いのほか、チョコは簡単に溶けるようだ。

 

「なにコレ!」

 

おもちの中から温かいチョコがとろけてきて、これがうまい。

甘いものが大好きな妻と子どもも、とてもおいしそうに食べてくれた。

チョコもちのお陰で、家族3人で計4つのおもちをペロリと食べることができた。しかも、また食べたいとの声もいただくことができた!これは自信を持っておすすめできる食べ方だ。

 

ホワイトソースがいらないグラタン。もちグラタンの作り方

続いては、メイン料理となりえる「もちグラタン」だ。グラタンというとホワイトソースを作るのがかなり面倒なのだが、こちらは和風グラタン。

マヨネーズと味噌、酒、牛乳でホワイトソースの代わりとなるソースができあがる。

さっそく、同日の晩御飯に再び台所に立つことに。
まずは一人分につき、おもち2個を手頃な大きさに切り分ける。

もちグラタン

もちグラタン

切ったおもちをグラタン皿に入れ、500Wで1分半ほど加熱する。その間にソースと、具材を仕込む。

■もちグラタンのソース(1人前)
マヨネーズ 大さじ2
味噌    大さじ1
酒     大さじ1
牛乳    大さじ2

これらの材料をすべて混ぜ合わせておく。また筆者は、具材としてベーコンを入れることにした。加熱が終わったら、おもちの上に具材とソースをかける。

もちグラタン

さらにその上にとろけるチーズをのせ、香ばしさを出すために、仕上げにパン粉をちらして、準備は完了だ。

もちグラタン

筆者の家はオーブントースターがないので、魚焼きグリルを使って直火で焼くことにする。

しばらくスマホをいじくりながら待っていたのだが、これがよくなかった…
焼き加減を確認せずに待っていたものだから、思ったよりも時間が経ちすぎており、焦って取り出したときにはこんな状態になっていた。

もちグラタン

うーん、パン粉を焦がしてしまった…
これは自分で食べることにして、家族の分はまた別に作ることにする。

実際に食べた妻の感想は、「ちょっと味噌が濃い」「グラタンではない」とのこと…そういえば妻の好物はグラタンなので、グラタンにはうるさいのだった…

だが、「これはこれでおいしい」との言葉もいただけた。子どもも思った以上に喜んで食べてくれた。

個人的には、おもちが皿に少しくっついてしまい、少し食べにくかったが、おいしいと感じた。おせちなど繊細な味の正月料理が続いていて少々食傷気味だったので、味噌の濃い味が新鮮に感じられてよかった。

ただ、まあ確かにグラタンとは違うかもしれない。今度はホワイトソースを利用して、もっとグラタンらしくしてみてもいいかもしれないと思った。

ちなみに筆者はグラタン好きの妻の手ほどきでホワイトソースを作ることができる。次回のもちグラタンでは、妻をもっと喜ばせたい。

 

まとめ

なんだかんだ、いろいろとハプニングはあったものの、目新しい味でおもちを計10個も食べることができた。

特にチョコもちは調理も簡単で、一つ一つが小さく、パクパクと食べられるのでおすすめ。来客があった際のおもてなしメニューとしてもきっと喜んでもらえると思う。ぜひとも作ってみてほしい。

1月11日の鏡開きに向けて、まだしばらくは、おもちと付き合う日々が続くと思う。ぜひ今回のレシピを役立てて、家族で楽しくおもちを味わってもらいたい。

ただし、子どもがおもちを喉につまらせることはないように、お父さんはじゅうぶん注意してほしい。

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