炊飯器でローストビーフ

ローストビーフを炊飯器で作ろう【ホワイトデー】

2017.3.10 12:05 更新

読了時間:9分8秒

先日のレッドロックのローストビーフ丼とてもうまかった!しかもほぼ並ばずに入れるのだから言うことはない。このおいしさを家族にも食べさせたいと、あれから考えていた。

家族を連れていくにしても、平日の昼間だと子供たちは学校があるし、翌日もあるので夜に連れていきたくはない。休日は人気店だけに大混雑することがほぼ間違いない。しかも立春は過ぎたとはいえ、季節は世間的にはまだ冬。寒いのである。

こんな中で長時間待たせようものなら、子どもも飽きるし、せっかく妻を喜ばせようと思ってやったことでも逆に機嫌を損ねてしまうかもしれない。危険だ。

いつ連れていくのがいいか…と思いながら暇つぶしにYouTubeを閲覧していたところ、なんとローストビーフを自宅で、しかも簡単に作る方法を紹介している動画を発見。ホントに簡単そうだ。

これなら店まで出かける必要はないし、筆者が作れば妻の家事負担も減らせる。時期的にももうすぐホワイトデーだし、妻へのバレンタインデーのお返しとしてちょっと頑張ってみることにしよう。そう、心に誓う筆者なのであった。

 

ローストビーフの作り方 動画

これが筆者を小さな悩みから救ってくれた動画である。

クックパッドはよく参考にしているのだが、動画だと調理工程もわかってありがたい。誰もが簡単に動画を投稿できる世の中…いやー、ホントに便利なもんだ。

 

さて、最初に肝心の調理工程を紹介していこう。

①牛ももなどのかたまり肉の全体に塩コショウをまぶしていく
②キッチンペーパーで肉を包み、30分間常温で寝かせる
③フライパンで、肉の全面に焦げ目が付くまで焼く
④ここで炊飯器登場。炊飯器に70℃のお湯を投入(温度計がなければ、沸騰させたお湯を少し冷ます
⑤ジップロックに入れた肉を炊飯器に投入
⑥炊飯器を保温モードにして30分間置く
⑦30分たったら炊飯器から肉を取り出して薄く切る

盛り付けて完成だ。

たったこれだけでローストビーフができるとは、信じられない。調理時間のほとんどが「放置」である。これなら、普段あまり料理をしない筆者でもできそうだ。これまでだって、たまにはデコ鍋やら新しいおもちの食べ方やらを作ってきたのだ。
今回も、きっとうまくいくだろう。

だが、ここで気になることが2つ。1つは「タレはどうするのか」問題。そしてもう1つが「あんなに薄く切れるのか」問題。そこでこの動画とは別に、ネットを少し検索してみた。

まず、タレについてはレッドロックで舌鼓を打ったにんにく醤油ダレ系がよいのではないかと考えた。そして切り方については、少し冷やしてから切るとよいと発覚。ちょっと凍っているくらいだと、薄く切りやすいらしい。なるほど、炊飯器での作り方動画だけでは、きっと切ることに失敗していただろう。

では作り方もわかったので、さっそく実践してみた。

 

炊飯器でローストビーフ作り

とある週末、筆者はスーパーに牛かたまり肉を探しに出かけた。他の材料はなんとか家で手に入るが、さすがにかたまり肉は冷蔵庫にはなかった。

そして、手頃な値段・大きさのかたまり肉を発見。ウキウキ気分で帰宅した。かたまり肉を買うなんてはじめてだが、見ているだけでもテンションが上がる。いろんな大きさや形があるものだ。今回は、「焼きやすい形」「炊飯器に入って、家族で食べるのに手ごろなサイズ」を意識して肉を選んだ。

そして帰宅すると妻に、「今日は俺が作るよ」と渋めに一言。これで台所は筆者の占領下に。さて、まずは下準備からいってみよう。

かたまり肉をまな板の上に置き、まずは塩コショウ、、、と思ったのだが、レッドロックの味を思い浮かべ、さっそく少しアレンジ。かたまり肉全体に、にんにくペーストをすり込んでみた。

そして、そのあとに塩コショウを全体にまぶす。こういう下味は案外、これでもか!というくらいかけることが大切だ。親の敵のように塩コショウを全ての面にふりかけていく。

 

動画に従い、キッチンペーパーでこの肉を包み、30分間放置する。
そして30分が経過する少し前にフライパンを火にかけて温めておく。
30分のタイマーとともに肉を持ち上げ、フライパンの上へ。ジューという音と、肉が焼ける匂いが食欲を刺激する。

炊飯器でローストビーフ

ここで焼きすぎるとローストビーフのレアな感じが台無しになってしまうので要注意だ。ちょろっとひっくり返して焼き目が付いていればそれでOKだ。

全面を焼き終わったあとがこんな感じ。

炊飯器でローストビーフ

焼きあがった肉はいったんアルミホイルで包み、10分ほど粗熱を取るために待つ。

そして、ここから炊飯器の登場だ。温度計があれば70℃のお湯を用意するところなのだが、あいにく我が家にはないようだ。なので今回は、あらかじめ沸かしておいたお湯をちょっと冷まして、60~70℃になった(だろう)ものを炊飯器に注ぐ。量は、だいたい肉が隠れる程度。良い子のみんなはマネをせずに温度計を利用すること。

お湯の中に肉を投入し、炊飯器の保温ボタンを押す。そしてここからまた30分の待ち時間だ。

炊飯器でローストビーフ

では、この間にタレを作ろう。肉を焼いたフライパンの脂をそのまま利用し、そこに醤油・みりん・酒・にんにくペーストを入れる。味見をしながらのチョイチョイ調味料を足していったので、だいたいの分量になるが、醤油大さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ1、ペーストはお好みだ。

元来大ざっぱな性格だが、今回のローストビーフはここまでなんとかなっている。しかもおいしそう。男の料理なんてそんなものだと心の中で正当化。

さて30分後、炊飯器の蓋を開けて肉を見てみる。うーん、見た目には特に変化はないが、果たして…

動画ではこのまま切る流れだが、事前に得た知識に従って、再度アルミホイルに包んで冷凍庫に。そのまま10分程度入れておく。

炊飯器でローストビーフ

再度アルミホイルに包んで冷凍庫へ

10分後に冷凍庫から肉を取り出すと、凍るほどではないものの、粗熱もどうやら取れたようだ。ここから切る作業に入っていく。まずは、できる限り包丁を研ぐ。とにかく切れ味が重要らしい。

研いだ包丁を肉にあて、ゆっくり刃を入れていく。ノコギリのように押して引く動作をゆっくりとこなす。かなり慎重に切り進んでいった結果がこちら。

炊飯器でローストビーフ

やはりレッドロックに比べると分厚いが、これはこれでうまそうだ。だいぶ赤いが、もう少し保温時間を長めにとったほうがよかっただろうか。

 

実食・まとめ

炊飯器でローストビーフ

火の通りが少し気になったので…少しだけ加熱してます……

今回はローストビーフ丼にして食べることにした。ホワイトデーらしく、ローストビーフにワイン、なんて洒落た方法もないわけではないが、もともと食べさせたいと思っていたし、このくらいのほうが我が家に合っている。

妻の感想は、「まあ、おいしいんじゃない?」といった感じ。いつも採点が辛めの妻にしては高評価と言っていいだろう。筆者自身もレッドロックの味には及ばないまでも、かなり満足することができた。

レッドロックに行列するのが嫌だ、市販のローストビーフが高い、でも食べたい!そんなときには自分で作るのもいいものだ。また、ローストビーフならおもてなし料理としても活躍してくれそうだ。

まだまだ改良の余地はあるものの、はじめてにしてはうまくいき、妻も喜んでくれた。あなたがもしホワイトデーのプレゼント選びに迷っているなら、お手製ディナーにローストビーフなんていかがだろうか?見た目にインパクトがあり、食べておいしい。しかも簡単に作れる。とても素敵な料理だ。
きっとあなたの大切な人も喜んでくれるはずだ。
健闘を祈る。

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