リズムの置き換えで…学習2日坊主を止める方法

2018.1.26 08:07 更新

読了時間:4分56秒

学習を継続できない人向け、学習を自動化するためのちょっとしたコツ

young asian man student with sweater studying in room


プログラミング、デザイン、英語…将来のキャリアを考え、ずっと習得したいと思っていたスキルはあるのだけれど、どれも身についていない。

スキルの習得がストップしているのは大きく分けて2つのフェーズにあるでしょう。

①「最初の一歩を踏み出せていない」
②「学習が継続できない」

①「最初の一歩を踏み出せていない」

そもそもなぜ最初の一歩を踏み出せないのか考える必要があります。おそらく「漠然」とスキルを習得したいと思っているものの一体何から着手すればよいのか分かっていないからでしょう。

たとえば、英語を習得したいと考えているとします。しかし、英語を習得するために何を学習すべきなのかが分かっていません。ここでやる気が失せて何も着手できず終わってしまうのです。

ここで、習得すべきスキルを「細分化」するところまで踏み出せると状況は大きく変わってきます。『「週4時間」だけ働く』で有名なティモシー・フェリス氏はタンゴ、流鏑馬、日本語などを短期間で次々と習得化したことで有名です。

彼はDiSSS :deconstruction(分解) selection(選択) sequencing(優先順位付け)stakes(目標設定)という自ら編み出した学習プロセスのコンセプトを提案しています。

deconstruction(分解) selection(選択) sequencing(優先順位付け)の3つはつまり「細分化」のことです。

a woman athlete is performing stretching exercises

細分化:分解、選択、優先順位付け

フェリス氏は日本語の学習を例に上げています。日本語は外国人からすると学習すべきことが大量にありすぎて圧倒されてしまいます。一気にやる気が削がれる危険性が高いです。

そこでフェリス氏は学習対象を細分化することを提案しています。たとえば214の漢字の部首の学習から開始するなどです。

部首だけなら早い人なら1~2か月ほどで習得可能です。ここで大事なのはこのように細分化することにより、そのステップごとに達成感を感じやる気を減速させることなく学習できるのです。

自分が学習したいスキル習得に習熟しているコーチやおススメ書籍などを参考にして学習対象を細分化しステップごとに達成感を感じながら学んでいくと良いでしょう。

②「学習が継続できない」

学習に踏み出せたものの継続できない。そんな方も多いでしょう。

そこで学習を習慣化することが重要となります。習慣とは言い換えれば人間が無意識に繰り返している行動のことです。学習が習慣にまでなれば、学習の継続はやる気頼りではなくなります。

ここで重要なのは、あなたがすでに持っている習慣と学習習慣とを置き換えることです。振り返ってみてください。ついつい電車の中でスマホを見てしまっていませんか。無意識にしていることなら、もはやそれは「スマホ閲覧の習慣」なのです。

習慣形成に脳が関わっている

南カリフォルニア大学の心理学者Wendy Wood氏によると人間の行動の40%は無意識に実行されている習慣とのこと。

習慣形成には脳が関わっています。脳の基底核が脳へかかる負担を削減するために頻度の高い行動を意思決定の不要な習慣に指定しているのです。

ロンドン大学の実験で平均66日で何らかの行動が習慣化されるという結果が出ています。いったん習慣化されると強固です。なかなかその習慣は変わりません。

つい通知が来ればスマホを取り出してSNSを見てしまう、電車で席に座ればネットサーフィンをするなど莫大な時間が浪費されていきます。しかし、これを逆手に取ると良いのです。その習慣をスキルを学習する時間に置き換えるのです。

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