アフロの元新聞記者・稲垣えみ子がすすめる“時代劇メシ”が新鮮!

2017.10.9 22:07 更新

読了時間:4分12秒

あのアフロ元新聞記者、稲垣えみ子が無職になって自炊生活で分かった最強の食事とは

「アフロ新聞記者」として報道番組に登場し、お茶の間の度肝を抜いた稲垣えみ子さん。50歳を機にフリーランスとなり日々、自炊をする生活に。そこで気が付いたのは料理は「メシ、汁、漬物」の3つがあれば十分という事実。食費は1カ月2万円、冷蔵庫ナシ、夫ナシ、子ナシの稲垣さんの食事情とは。

「時代劇メシ」は日本人の最強メニューである

▲玄米と梅干、干しキャベツとエノキの味噌汁、にんじんとかぶのぬか漬けの定番メニューに、ちょっとぜいたくな焼きがんもどき、のりつき

―― 稲垣さんは東日本大震災の原発事故をきっかけに冷蔵庫ナシ生活を始めたそうですが、それは今でも続いているんですか?

稲垣:はい、そこから私の食生活がガラッと変わったんですよね。まぁ、食材を長期保存できないですから、料理内容は変わりますよね。

―― ちなみに現在の食生活は……?

稲垣:メシ、汁、漬物、以上です!

―― なんと、シンプル!!

稲垣:テレビや映画で時代劇を観ると、食事のシーンは大体「メシ、汁、漬物」じゃないですか。約500年も前から食べられていた食事が今も食卓にのぼるというのは、やはり日本人にとってのソウルフードはこの3つなのではと思いまして。また、それがおいしそうだったりするんですよ!

干し野菜を使えば出汁なしでウマウマ味噌汁の完成!

▲ベランダで干した野菜に味噌を入れお湯を注ぐだけ。味噌は麦味噌派

―― 確かに、時代劇の食事ってやたらおいしそうに見えます。稲垣さんが作る「メシ、汁、漬物」の具体的な内容は?

稲垣:「メシ」は玄米が多いです。我が家は炊飯器がないので鍋で炊いていますが、一晩、水に浸けた玄米を鍋にかけて出来上がり。炊けた後はおひつに入れて保存します。少し硬くなってきたら雑炊やチャーハンにしてアレンジ。

「汁」は味噌汁です。味噌は常温保存できますから、冷蔵庫ナシの我が家ではテッパン調味料! お椀の中に干し野菜と味噌を入れてお湯を注ぐだけで完成です。

―― 干し野菜とはなんですか?

稲垣:買ってきて余った野菜を干すんです。干すことで保存がききますし、太陽の熱を通せば野菜のうま味がギュっと凝縮する。干ししいたけの戻し汁がうま味たっぷりの出汁になりますよね。あれと同じ感覚です。ザルに余った野菜をバラバラにしてベランダに干せば半日から1日で完成。ベランダに干してあるいろいろな野菜をむんずとつかんでお椀にポイ。そうすると野菜のうま味が溶けだして出汁いらずです。

―― なんとも合理的ですね。とはいえ漬物はさすがに面倒なのでは……。

稲垣:「漬物をつけている」と言うと周りからは「エライね」やら「すごいね」やら称賛の嵐ですが、実はすごく簡単。みんな「ぬか床=腐る=コワイ」の図式が頭に浮かびすぎなんです(笑)。コツは毎日かき混ぜること。私は毎日、漬物を食べますから、その度にザクザク混ぜればいい。これだけです。きゅうりやナスをブスっと入れて混ぜるだけで、一品できあがる優れものです。

おススメは新生姜やトマトなどの野菜だけでなく、こんにゃくや厚揚げも美味です。

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