今だからこそ目を引くアナログ感! ヘリテージカーの魅力に迫る

2017.10.3 20:07 更新

読了時間:3分35秒

オートモビルカウンシル 2017で考えた。「これはもうヘリテージカーに乗るしかない!」と

▲ヘリテージカー(往年の名車)が多数展示された「オートモビルカウンシル 2017」にていろいろ考えた筆者。ちなみに写真はアウディ クワトロ(左)と、本国から搬送されてきたラリーカー、アウディ スポーツクワトロ S1(右)

ヘリテージカーは高額車でも妬み・嫉みを受けにくい!

去る8月4日から6日にかけて幕張メッセで開催された「オートモビルカウンシル 2017」に行ってきた。ご承知の方も多いと思うが、このイベントは「CLASSIC MEETS MODERN」をテーマに、日本の自動車マーケットをけん引してきた往年の名車80台超が展示および販売されたものだ。

そして名車80台超をくまなく観察した結果、筆者は「ヘリテージカー(往年の名車)はやはり素晴らしい!」との感慨を抱くにいたった。

なぜそう思ったのか。以下、ご説明しよう。

▲こちらは京都の専門店「アウトニーズ」が出展したシトロエンSMとDS。なんとも絶妙な色合いである

まず第一に、ヘリテージカーには「嫌味」がない。

新車の高級・高額車というのは、その車やオーナーの実態および思想のいかんに関わらず、どうしても「ケッ、成金めが!」みたいな否定的反応を呼びやすい。仮にあなたが決して棚ぼた式に楽してカネを儲けたわけでもなく、「単なるブランド物」として車をとらえているわけではない真摯な車好きだったとしても、だ。

しかし、例えば新車のポルシェ 911と実はさほど値段が変わらない、下手すりゃそれ以上に高額な70年代のナローポルシェやその後の空冷911からは、成金臭ではなく「好きでコレ乗ってます臭」が濃厚に発散される。そのため、「ケッ!」的な反応を非常に呼びにくいのだ。要するに「嫌味な感じ」がほとんど漂わないのである。

また同時に、ヘリテージカーというのは一般的に「今見るとカワイイ感じのデザイン」である場合が多い。最近の高級・高額車はやたらといかつい、まるで周囲を威嚇するかのようなデザインのものが多いゆえ、その面でも、ヘリテージカーは「嫌味のなさ」を十二分に発揮するだろう。

▲同じポルシェ 911でも、これが最新世代だと「金持ちの道楽」みたいに思われがちだが、往年のナローだと「とっても車好きな人物が好きで乗っている」というイメージに。まあ価格はこちらも2000万円とかするのだが

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