【3.11】愛知県の小中校からレンタル依頼殺到! デザイナーが作った防災のボードゲームがリリース

2016.3.11 09:57 更新

読了時間:4分6秒

防災推進県名古屋発!防災ボードゲーム

 

中日新聞より

防災ボードゲーム_1

名古屋から新しい防災のボードゲームがリリースされました!

私たち防災ガールも名古屋での企画や、防災に関するアイデア出しなどを一緒にやったりと、とてもお世話になっているyamoryさんからなんと新しい防災の教材が!!

 

愛知県立芸術大を卒業して、デザイナーになって二年目の本多由季さん(以下ゆきちゃん)が、子どもも大人も楽しみながら防災を学べるボードゲーム「いえまですごろく」を制作・完成されたそうです。東日本大震災をきっかけに大学時代から制作していたものが、さらに日本赤十字社愛知県支部との共同制作で商品化!さすがゆきちゃん!

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WEB:http://iemadesugoroku.jp/

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防災ガールに入ってよー!となんどもお誘いしているのに、「私は昭和の女なので」と断られ続けた忙しさの理由はこれだったか!(笑)

 

子どもたちが遊びながら考えられる
ボウサイボードゲーム

防災ボードゲーム_2

 

子どもたちが公園や塾など普段生活する場所で被災したことを想定し、今いる場所から帰宅するまでにどんなことが起きるかを、すごろく形式で疑似体験しながら進むというもの。
止まったマスによってはけがをしてしまったり、うその情報により強制的に別の場所へ移動させられたりすることも!

すごろくについてこれまた防災ボーイになってよ!と何度も言っているのに断られる、yamory代表の岡本さんは「このすごろくの特徴は、小中校の授業時間である45~50分で終了できるように作ったこと。そして子どもたちが自分で考えるマスがあること。」と説明しています。

防災ボードゲーム_3

 

yamoryのオフィスに遊びにいったときの写真

昨年9月に今回の原版となるモデルを日本赤十字社愛知県支部に納品したところ、愛知県内の小中校から授業で使いたいとの申し出が殺到し、レンタルが追いつかないほどの月もあったという!

ゆきちゃんや岡本さんから実はこのリリースを以前から伺っていたので、私たち防災ガールもとっても嬉しいです!

同商品は3月末日まで、いえまですごろく専用サイトで予約を受け付け、4月以降準備が整い次第発送となる予定。

楽しみ学べる防災は出来ないのか
と考えて制作した

株式会社R-pro yamory担当 ボウサイディレクターの本多由季さんはこう話す。

みなさんは防災に対してどんな印象をお持ちですか?
めんどくさそう、自分には関係ない、災害が起きてもなんとかなる。そんな風に思っているひとも多いと思います。
でも、同時に近年の様々な災害をニュースで見るたびに、防災って大事だなと感じるはずです。なぜ大事なことなのになかなか行動に移せないのでしょうか。
「命に関わることだから、真面目に取り組まなくちゃいけない」そんなイメージがあるからだと私は思いました。それはとっても大事なことですが、いつ来るかわからない災害にそなえてずっと真面目に考え備え続けることはなかなか難しいのではないでしょうか。
そこで、楽しみながら学べる防災は出来ないのかと考え、この「いえまですごろく」を制作しました。多くの方に遊んでいただき、防災のイメージを変えるきっかけになってもらえれば幸いです。

ぜひ学校やおうちなどで「いえまですごろく」を活用してみてはいかがでしょうか?

元記事を読む

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