回遊率を上げるには?回遊率改善のメリットとポイントをおさえよう

2022.1.21 17:00 更新

読了時間:5分32秒

メディア運用において、一般的にはPVを指標とします。しかし、PV以外の指標はあまり見ていないという人もいるかもしれません。 PVそのものではなく、CV(コンバージョン)をゴールと捉えるなら、サイト訪問ユーザーのエンゲージメントを測ることが不可欠です。ユーザーエンゲージメントを測る指標の一つとして回遊率があります。回遊率を上げることのメリットと、回遊率を上げるポイントについて見ていきましょう。

回遊率を上げることで得られるメリット

サイトの回遊率を上げることで得られるメリットについて見ていきましょう。

・PVの増加

回遊率を高めると、PV数が増加します。 1人のユーザーがページに訪問したときに、そのページを見て離脱するのではなく、サイト内の複数のページを閲覧すれば、その分PV数を獲得できます。

・CV(コンバージョン)の増加

回遊率を上げることによる効果は、PV数の増加だけではありません。回遊率を高めることにより、リードの獲得やサービス、商品の売上などのCV(コンバージョン)につながりやすくなります。 回遊率が高ければ、その分、サービスや商品購入などのCV(コンバージョン)ページへ到達する確率が高くなります。 販売したいサービスや商品のページとユーザーとの接触機会が増えれば、その分、リード獲得や売上が増大する可能性があります。

・ユーザーからの信頼の獲得、リピート率の増加

回遊率を上げることで、ユーザーからの信頼を得ることが出来ます。たまたま訪れたページで記事を1回閲覧するだけでは、信頼を得るところまで到達しません。 同じサイトで複数の記事を見ることで、ユーザーは「このサイトには自分の求める情報がたくさんある」と認識します。そのため、サイトに対する信頼が高まり、さらにはリピーターの増加につながることも考えられます。

・SEO効果

回遊率を上げることは、SEOの効果も期待できます。あるキーワードで検索をしたユーザーがサイトに訪問し、複数のページを見たうえでサービスや商品を購入したとすると、Googleは「このサイトはユーザーの検索意図を満たす情報を有している」と認識します。そのため、サイト内の回遊率も検索順位を決めるひとつの要素であると考えられます。

回遊率を上げるポイント

回遊率を上げるにはどのような対策をすればよいのでしょうか。ポイントはいくつかあります。

・ページ内容の見直し

回遊率を上げるには、わかりやすく、読みやすい文章にすることが重要です。
たとえば、起承転結がはっきりしていない文章や、タイトルと結論がちぐはぐな文章はユーザーにとってわかりにくく、離脱する原因になってしまいます。
また、ユーザーの中には、記事をじっくりと読み込むのではなく、流し読みをして、目立つ部分を中心に読む人も多くいます。
回遊率を上げるためには、読みやすい文章にするだけでなく、重要だと思うところをに色を付けて強調したり、太文字にして目につきやすくする事も有効です。

・目次をつける

目次をつけることも回遊率を上げるのに役立ちます。文字数が多く、長い文章の場合には、求める情報が探しにくいことが多いため、目次をつけることでユーザーにとってわかりやすいページになります。また、ユーザーの中には、自分の求めている情報をいつも目次で確認するという人も。そのため、目次をつけることで離脱を防ぐことが出来るのです。
つまり、その分内部リンクが踏まれる確率が上がり、回遊率も上がるのです。

・関連度の高い内部リンクを設置する

回遊率を上げるには、関連度の高い内部リンクを設置することも有効です。ただ単に内部リンクをいくつも置けばよいというものではありません。関連性のないリンクが貼ってあったとしてもユーザーは興味を持ちません。あくまで、関連度の高いリンクを置くことが大切です。また、その置き場所が適切であるかも考えましょう。

・関連記事や人気記事ランキングを表示させる

関連記事の表示方法として、人気記事ランキングや関連記事(関連商品)を表示させるのも良いでしょう。たとえば記事下に「この記事をチェックした人はこんな記事も見ています」の表示とともに複数ページへのリンクを置いたり、リアルタイムで更新される「人気記事ランキング」を表示したりする方法があります。ランキングなどは、ユーザー心理として「たくさんの人が見ている記事なのだから面白いのだろう」という気持ちになりやすいため、クリックされやすいという特徴があります。

まとめ

関連度の高いリンクを適切な位置に置くことで回遊率を上げる効果が見込めます。弊社で提供しているコンテンツマッチングサービス「とりもち」は、クッキーを使わずに関連記事を自動で生成することが可能です。デザインも豊富なため、サイトに合った設置箇所やデザインをご提案いたします。CMSへのタグ挿入だけで、複数サイトを横断した関連記事の生成も実現できます。メディアの運営でお悩みがあれば、ぜひご相談ください。

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