「マスカレード・ホテル」は、木村拓哉自身の記録を超えられる?

2019.1.25 11:06 更新

読了時間:3分35秒

1月18日(金)に公開され、土日2日間(1月19日~1月20日)の全国映画動員ランキングで堂々の1位発進を遂げた『マスカレード・ホテル』。(興行通信社調べ)
配給元の東宝が、初日の動員数と週末の予約数から推測して30億を超えるヒットになるのでは?と推測している記事なども散見されるが、
果たして、異例とも言える主演の木村拓哉のバラエテイ出まくり番宣が功を奏したのだろうか?単に東野圭吾という、安心材料の賜物なのか?

そこで、これまでに何本も映画化されている東野圭吾作品でも、特に興行収入が高かった映画を調べてみた。

1位:2008年公開「容疑者Xの献身」(主演:福山雅治) 49.2億円


福山雅治主演のフジテレビ系ドラマ「ガリレオ」の映画化作品。
福山雅治は、この映画が映画初主演ながら50億円近い興行収入を叩き出した。
俳優陣も福山雅治、柴咲コウ、堤真一、松雪泰子と、豪華な出演者が話題を呼んだ。

2位:2013年公開「真夏の方程式」(主演:福山雅治)33.1億円


「容疑者Xの献身」に続く、「ガリレオ」の映画化第2弾。
福山雅治の相棒が、柴咲コウから吉高由里子に。

3位:2013年公開「プラチナデータ」(主演:二宮和也)26.4億円


「真夏の方程式」と同じ年に公開された、嵐の二宮和也主演のサスペンス超大作。
二宮和也が天才科学者を演じ、二宮を追い詰める刑事を豊川悦司が演じた話題作。東宝の読みが正しければ、「マスカレード・ホテル」は、3位には食い込めそうだが、ガリレオの牙城を崩すことはできるのか?

ところで、木村拓哉自身の記録としてはどうだろう?木村拓哉主演の映画で最も興行収入が良かった映画といえば、ご存知フジテレビの大人気ドラマの映画化「HERO」!!

2008年公開「HERO」(主演:木村拓哉)81.5億円


木村拓哉と松たか子のコンビが、韓国まで「お出かけ」する大作で、松本幸四郎(当時)との親子共演や、タモリ、韓流四天王(古い!)イ・ビョンホンの出演も話題になった。今回の「マスカレード・ホテル」公開にあたって地上波でも再放送されていたようだが、
「マスカレード・ホテル」と「HERO」は監督も同じだけあって、出演者や演出など「HERO」と重なる部分が髄所に見受けられた印象も。しかし!忘れてはいけない大記録がもう1つ。
これを木村拓哉の映画と言ったら怒られるのは承知で、是非目指していただきたい記録がこちら!

2005年公開「ハウルの動く城」(声の出演:木村拓哉)196億円


そう、泣く子も黙るジブリ映画「ハウルと動く城」だ。
「HERO」をダブルスコアであっさり抜き去る興行収入を誇ったこの映画も、主人公ハウルの声は木村拓哉。是非、「マスカレード・ホテル」には、HEROと言わず、ハウルを目指して頑張って欲しい!言うだけではなく、私も興行収入に貢献してきましたのであしからず。

興行収入出典「一般社団法人 日本映画製作者連盟」
http://www.eiren.org/index.html

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