レンタカー受け渡しが“スマホ”で。JR東日本×DeNA実証実験開始

2018.1.8 12:07 更新

読了時間:4分37秒

JR東日本・DeNAがレンタカー無人貸出サービスの実証実験を開始

 東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:冨田 哲郎、以下、JR東日本)と株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:守安 功、以下、DeNA)は、DeNAが提供する個人間カーシェアリングサービス「Anyca (エニカ)」を活用し、JR東日本レンタリース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 浩之、以下、JR東日本レンタリース)の保有車両を無人にて貸し出すサービスの実証実験を2017年12月18日(月)より開始します。
 カーシェアリングが普及する中、より手軽に利用できる駅からの二次交通を整備し、お客さまの利便性向上や地域の活性化につなげることを目的に、通常対面で行っているレンタカーの貸出手続きを無人で行い、利用ニーズや利便性についての検証を行います。レンタカーの予約・受け渡しには、「Anyca」のスマートフォンアプリとスマートキーデバイスを活用します。
 今回の実証実験の結果を通して、駅の周辺観光施設への二次交通の整備など、観光客や地域のお客さまの更なる利便性向上に向けた検討を行います。

レンタカー無人貸出サービスの実証実験 実施概要

1.実施内容 : DeNAが提供する個人間でのカーシェアリングサービス「Anyca」上で、JR東日本レンタリースが所 有する車両と、利用したいお客さまとのマッチング行います。無人貸出の車両を利用したいお客さまは、「Anyca」のスマートフォンアプリで事前に車両を検索・予約し、クレジットカードにて決済します。今回利用できる車両には、アプリで車両のドアの解錠・施錠ができるスマートキーデバイスを搭載することによって、対面での手続き無しに車両の乗り出しや返却が可能となります。
2.実施時期 : 2017年12月18日(月)~2018年6月末
3.実施箇所 : 新潟、長岡、越後湯沢、新白河、福島、郡山のJR東日本レンタリースの店舗で各1台
4.提供車両 : 日産NOTE
5.料金設定 : 4,000円~/24時間(地域、時期によって異なります)
6.対応OS : iOS(バージョン8.0以上)
     ※App Storeで「Anyca」と検索し、ダウンロードしてください。
     ※App Storeは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。

               紹介ページ( https://anyca.net/campaign/jrerl

提供車両:日産NOTE(イメージ)スマートキーデバイス(車両に取り付けることで、アプリからの解錠・施錠を実現)

【参考】個人間カーシェアリングサービス「Anyca」について

 「Anyca」は、レンタカーとは異なる個人間カーシェアサービスを提供しています。クルマをシェアしたいオーナーと、必要な時に好みのクルマを使いたいドライバーをマッチングするサービスです。国内外の乗用車をはじめスポーツカーや旧車のほか、痛車と呼ばれる個性的なものまで様々で、現在都内を中心に9万人以上の会員、3500台以上のクルマが登録(2017年9月時点)されており、気分やシチュエーションに合わせた選択が可能です。
 オーナーは所有しているクルマの遊休時間を活用し、クルマ1台あたり平均¥25,000/月(※)を受け取ることができます。家計を助ける便利サービスとして、クルマ好きの男性だけでなく、主婦層からの注目も集めています。(※東京都23区内にクルマの受渡し場所を設定し、1回以上シェア経験がある場合の平均受取金額(2016年2月の1ヶ月間における実績値))

 「Anyca」では、個人間のカーシェアにおけるクルマの受け渡しの利便性向上のため、スマートキーデバイスを開発しています。今回、利便性の高いレンタカー無人貸出サービスも提供することで、旅行先での「Anyca」利用をより推進していきます。

JR東日本・DeNAがレンタカー無人貸出サービスの実証実験を開始

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