いま手に入る一番美しいスマホ「Galaxy S8」は性能も凄かった

2017.6.29 12:07 更新

読了時間:16分18秒

テクノロジーの詰め込みっぷり半端ない! やってきた未来の息吹「Galaxy S8」ハンズオン!

Photo: 小暮ひさのり
画像イメージ Sponsored by KDDI

今の時代だからこそ、触れる価値ある1台ですよ。

「今手に入る一番美しいスマートフォン」、米Gizmodoではそんな風にレビューされているGalaxy S8S8+。ギズモード・ジャパンでもこの話題の端末、「Galaxy S8」をauよりお借りし、実際に手にした印象、主要な機能などを紹介していきますね。一言で表すと「未来への架け橋」でした。

理にかなった美しいデザインをチェック

Photo: 小暮ひさのり

これはやはり一番最初に語らねばなりません。

見てくださいこのエッジ。ベゼルを極限まで削ぎ落とした「Infinity Display(インフィニティ ディスプレイ)」。その両端は2.5D風にカーブしていますが、そのエッジギリギリまでディスプレイが繋がっているんです。手に持つと掌の肉でディスプレイがちょっぴり隠れちゃうくらい。ここまで自己主張したディスプレイを手にしたのは初めてです。

ただデザインを奇抜にしただけではなく、実用性を兼ねているのが偉いところ。カーブしたエッジを利用した「エッジスクリーン」といったインターフェースも便利です。

Photo: 小暮ひさのり

これはエッジ部に備わったランチャーのような機能で、初期設定では画面右端の白いラインを左にスワイプすると、よく使うアプリや、連絡先、機能などに素早くアクセスできるんです。こういったユーザーインターフェースとデザインの一体感も素晴らしく、本当に洗練されたフォルムです。

Photo: 小暮ひさのり

縦長の端末も特徴的。一般的なスマホよりもやや縦長で、画面サイズは

Galaxy S8 が約5.8インチ、Galaxy S8+が約6.2インチとなっています。

Photo: 小暮ひさのり

画面比率は18.5:9といったやや特殊な比率。

従来のスマホの感覚としては違和感があるかもしれませんが、これは映画の画面比率に近いサイズです。例えばYouTubeやオンデマンドサービスで映画を見るようなシーンでは、画面の黒帯が縮小するため、より迫力もマシマシに。さらに没入感を増したいのであれば、「画面に合わせてトリミング」表示に切り替えましょう。大画面をフルに活かしたダイナミックな映像を楽しめますよ。

Screenshot: 小暮ひさのり
上がYouTube、下がTwitter

なお、この縦長の画面は、マルチタスクにも活躍しますよ。マルチウインドウでの2画面分割に対応しているのですが、上の画面で動画を見つつ、下の画面でSNSに投稿なんてこともOK。Galaxy S8は、タブレットが得意とするようなジャンルを食いつつあります。

Photo: 小暮ひさのり

大画面を活かす工夫としては、ホームボタンもそうですね。「ボタン」という概念は過去のものとなり、ホームボタンは画面内のインターフェースに組み込まれたソフトウェアキーになりました。使わない時は非表示になり、大画面をさらに大きく見ることができます。そして、驚くべきことに画面内蔵でありつつも感圧センサーも搭載されているんです。

このあたりのテクノロジーの詰め込みっぷりは、フラッグシップたる存在。一球入魂の気合いを感じさせられます。

表現力が高く、実用度の高い優秀なカメラ

Photo: 小暮ひさのり

カメラ、いいですよこれ!

カメラはアウトカメラがF1.7で約1,220万画素、インカメラもF1.7で約800万画素です。明るいレンズなので屋内でも明るく撮れますし、オートフォーカスも優秀。デジタル一眼レフにも採用されている、ピント合わせを行なう位相差センサーを全ピクセルに配置するデュアルピクセル技術を搭載し、あらゆるシーンで素早くフォーカスが合います。

また、フォーカスの追尾機能も便利ですね。タップしてフォーカスを合わせた場所・モノ・人物などを追尾するため、フォーカス合わせ後に多少動いてしまってもOK。1回のシャッターで内部的に3枚撮影し、ブレの少ない写真を合成する「マルチフレームテクノロジー」も便利なサポート機能です。こういった機能のおかげで、ピンぼけでトホホといったシーンもきっと減るでしょう。

Galaxy S8のカメラは、写真が得意な人はもちろん、写真が苦手な人でも綺麗に撮れるようになっています。

Photo: 小暮ひさのり

撮影モードもさまざま。最近女子に人気のカメラアプリのように人物にエフェクトやスタンプを加えた撮影が楽しめたり、美肌効果を高めた撮影ができたり。または、コダワリのプロモード、背景をぼかして一眼レフカメラのように撮影できる「選択フォーカス」など、カメラだけでも一日じっくりと遊べるほどです。

ユニークなところでは「食事モード」といった食事を綺麗に撮れるモードなんてのもありますよ。これはまた現代的なニーズにマッチしてますね。

もはや手は要らない。画面を見つめるだけの虹彩認証

Photo: 小暮ひさのり

alaxy S8の未来感を増す特徴的な機能として、「虹彩認証」も外せません。これは目の虹彩を登録しておくことで、画面を見つめるだけでロックを解除できるセキュリティ方式です。噂を聞いている段階では、どうせとりあえず載せてみましたレベルでしょ?なんて斜に構えていたのですが、実際に試してみて考えを改めざるをえませんでした。

Galaxy S8虹彩認証、すっごくスマートです!

一度登録してしまえば、画面を見つめるだけですんなりとロック解除できます。もちろん、他人が目を合わせただけではダメで、僕の瞳だけをちゃんと認識してくれるんです。メガネやコンタクトを装着しているとダメという説明が表示されましたが、登録時はさておきロック解除する時はメガネを装着していても解除できましたよ。ごめんなさい、これすごいです。疑った僕が愚かでした。

いやぁ〜、スマホのロックを解除するのに、指すらも不要になったんですなぁ〜。

Screenshot: 小暮ひさのり

ちなみに、Galaxy S8には背面のセンサーを利用した指紋認証や、顔の形で認証する顔認証といった、主要な生体認証に対応しています。どれを利用するかはお好みで。手に持ったタイミングで画面ロックを解除したいなら、指紋認証で。画面を見つめたタイミングで解除したいなら虹彩認証で。自分の使いやすい認証方式を選択できるのはイイですねー。

話題のVRコンテンツが楽しめる「Galaxy Gear VR with Controller」にも注目

Photo: 小暮ひさのり

サムスンのGalaxyシリーズのVRゴーグルが「Galaxy Gear VR with Controller」。Galaxy S8をセットして装着するだけで、高精細な有機ELディスプレイによる迫力あるVRコンテンツを自宅で楽しめるのがポイント。

単体ではかなり軽めのVRヘッドセットですが、Galaxy S8をセットするとやはり頭は重くなります。ただし、フィット感の高さによって装着ストレスはかなり少なめです。何時間もぶっ通しで遊ぶものでは無いと思われますが、長めのプレイや動画視聴でも問題のない重さですね。なによりケーブルによるしがらみが無いのが最高です。

どんな体勢でも、どの部屋からでも、突き詰めれば屋外でも(周囲の安全を確認してから挑みましょう)。好きな時、好きな場所からVRの世界へ旅立つことができるのは本当にステキ。

今回、Gear VRで楽しめる無料のゲームをやってみたのですが…、

Photo: 小暮ひさのり

もうね、僕の脳は完全にダマされてるんですよ……。

やっぱり視野のカバー範囲(FOV)が広いからでしょうか? 「Galaxy Gear VR with Controller」では大型レンズを採用していて、101度まで視野がカバーされています。人間の視野が左右120度らしいので、かなり人間の目に近く自然な視野を再現できているわけですね。

Photo: 小暮ひさのり

また、付属のコントローラーもVR操作にマッチしたデザイン。タッチパッド部は押し込むだけではなく、スワイプなどのジェスチャーにも対応。VR空間の中での細やかな動きをフォローすることができ、さらにはトリガーボタンによってシューティングゲームなどでも臨場感や操作性が高くなります。これはかなり考えられたインターフェースです。

話題の「Bixby」は国内でも使えるか?

Galaxy S8 /Galaxy S8+から搭載される、全くあたらしいスマホのインターフェース。それが「Bixby(ビクスビー)」。いわゆるユーザーの操作支援機能なのですが、音声だけでなく、文字やタッチなどさまざまなシーンで利用でき、TPOに合わせて使えます。

例えば、カメラの機能と統合されている「Bixby Vision」ではモノや場所にカメラを向けるだけで、さまざまな情報を入手できます。オンラインで商品検索したり、スポット情報を調べたりもOK。テキスト翻訳QRコード情報取得といったスキャナー機能も統合されています。

商品にかざせば、画像解析によってその商品が何であるか? を導き出してくれます。そしてそのままAmazonでポチることもできます。検索機能は各サービスのデータベースに依存するので、検索結果が出てこないものもあります。今後拡大されることを期待しましょう。

他にも「Bixby」では画面を左にスワイプ、もしくは端末左側面のボタンを押すと、天気やスケジュール、周囲のおすすめ飲食店、SNSのタイムラインを表示したり、あらゆるシーンで利用者をサポートしてくれます。なかには日本語非対応のものもあるようですが、国内で発売されるGalaxy S8でも、Bixbyは利用できますよ

Bixbyはどんな可能性を持っているのか? 僕自身、まだ使いこなせていないところもありますが、使い慣れてきたら依存度が高くなりそうな支援機能であるように思えました。日々のちょっとした操作が簡略化……いや「最適化」されていくのだと思われます。

Galaxy S8を手にして思う、未来のスタイル

Photo: 小暮ひさのり

今回、Galaxy S8を触っていられた時間は本当に短い間です。でも、デザインは未来的だし、映像は大迫力だし、レスポンスは快適だし、カメラは良く出来ているし、画面も綺麗だし、VRだって楽しめちゃう! 触れば触るほどこの端末の良さが伝わってくる日々でした。今回紹介した機能はGalaxy S8+でも、すべて利用可能です。

僕が想像するに、将来的にはこういったデジタル端末というジャンルは「何でもできるもの」として、SF映画のように空間に映像が映し出され、オーナーの一挙一動に合わせて、時には先回りして情報を伝えてくれる。といったものへと進化して行くのだと思われます。それは、もはやスマートフォンという枠組を超えたものですが、ディスプレイ技術や映像技術、AI技術が目まぐるしく進化している昨今の傾向を見る限り、そういった方向にテクノロジーが進化していくことが期待されます。

そしてGalaxy S8Galaxy S8+は、そういった未来の息吹を感じさせるガジェットです。

おそらくこの端末の登場以前・登場以後で、スマートフォンのデザインや役割は大きく変わることでしょう。普段、さまざまなガジェットに触れている僕でもこの端末からは、それほどのインパクトや可能性を感じさせられたのです。

Photo: 小暮ひさのり

研ぎ澄まされたベゼルレス。握った掌の中には、まるでもう一つ世界が広がっているかのようですGalaxy S8Galaxy S8+ともにauで取り扱いがあります。

Photo: 小暮ひさのり
Source: Galaxy S8 (au)Galaxy S8(au)

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(小暮ひさのり)

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