【ドローンキーパーソンインタビューVol.11-3】JUIDA設立に込められた、ブルーイノベーションの先進性

2017.6.27 20:07 更新

読了時間:3分8秒



古くからドローン関連ソリューションを提供し、ドローン専用飛行支援地図サービス「SORAPASS」など、幅広い分野でドローンのサービスを提供するブルーイノベーション株式会社。
同社は、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(以下、JUIDA)事務局としての機能も担っている。連載3回目の今回は、ドローンパイロットスクールとして国内最大規模を誇るJUDIA設立の経緯と現状についてお話を伺う。

ドローン市場の拡大には技術+規制+パイロットの全てが必要

JUIDA

田口 ブルーイノベーションといえば、僕自身が講師をしていることもあって、JUIDA事務局のイメージが強いです。

熊田 JUIDAの構想はもう3年くらい前からありました。今では、認定スクールは80校以上、卒業生は1,800人を超えました。

ブルーイノベーション株式会社 代表取締役 熊田貴之氏

ブルーイノベーション株式会社
代表取締役 熊田貴之氏

田口 3年も前から構想があったのですね。そう考えると、けっこう長いですね。

熊田 そうですね。JUIDAのような団体をいつか作らなければならない、という思いがありました。当時は、これから世界各国がドローンについての法整備を進める…という流れの中だったので、世界とやり取りができる法人格を持った団体が必要だと考えていたんです。

田口 似たような団体があったような気がするのですが…

熊田 当時は、日本産業用無人航空機協会(JUAV)や、ミニサーベイヤーコンソーシアムが既にあったのですが、どちらも当時は任意団体*でした。

*日本産業用無人航空機協会は、2017年4月に、団体名を一般社団法人日本産業用無人航空機工業会に改組
*ミニサーベイヤーコンソーシアムは、2017年4月に、団体名を一般社団法人日本ドローンコンソーシアム(略称JDC)に改組

田口 当時、ドローン業界のために環境整備しよう、というところはほとんどなかったと記憶しています。熊田さんは先進的ですね。

熊田 JUIDAの理事長、東京大学の鈴木真二先生と、ドローン業界のためには、リスクを取ってでも法人を作ろうと話し合いました。会員が集まらなかったら集まらないでドローン業界のために粛々とやるしかない、と思い切って始めました。
それが、いざスタートしたら、メディアに大きく取り上げていただいて会員数がすごい勢いで増えたんです。

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