世界初! 透明なコーヒーが開発された意外な理由

2017.5.28 20:07 更新

読了時間:3分50秒

なぜ「透明」にしたのか? 豆、水、カフェインでできた、話題の「クリアコーヒー」

CLRCFF

ROOMIE」より転載: 最近日本でも透明なレモンティーが発売されていたりフレーバーウォーターが新たなトレンドになっているようだ。

そして現在、世界初の透明なコーヒーとして話題沸騰中なのが「CLRCFF」。SNSなどで既に1度目にしたことがある人も、恐らく多いのではないかと思う。

スロバキア在住のNagy兄弟によって開発・商品化された「CLRCFF」は、スロバキアを中心に、現在はイギリスのスーパーマーケットでも販売されている。

そもそもコーヒーを透明にした理由とは、一体なんだろうか。

CLRCFF

「CLRCFF」が透明な理由、それはズバリ「歯に色を付けない」ためである。

朝起きてコーヒーを飲む習慣がある人は、歯に色がついて嫌な思いをしたことがあるはず。そこでNagy兄弟は、歯を汚さないようコーヒーを透明にした。

試行錯誤の末に完成したのは、アラビカ豆と純水のみを使用した透明なコーヒー。原料は、アラビカ豆と純水、そしてカフェインのみとなっている。

CLRCFF

一体どうやって透明にしたのか……そのプロセスが気になる人は多いはず。そして、私もそのひとりである。

気になって問い合わせてみたが、その製法は完全なる企業秘密とのこと。だが味は100%コーヒーだと感じられるものだと、Nagy兄弟は自信を持ってコメントしている。

CLRCFF

透明だとどうしてもコーヒーの味が想像できない……。

そう思った私はこのコーヒーに刺激を受け、現在住むアメリカで売っているカフェインウォーター「avitae」を飲んでみた。「avitae」はコーヒーではなくカフェインウォーターとして売り出されており、水+カフェインという2種類のシンプルな材料を使用した、ナチュラルさをコンセプトに売り出す水である。

avitae」の見た目は色も匂いも普通の水。だがいざ飲んでみると、不思議な味が……。強いていうならば、酸っぱさを持つ硬水の水。後味が甘味のないエナジードリンクを飲んだかのような水であった。それは水にカフェインが加わったからこその味なのだと思う。

あくまでも「CLRCFF」はコーヒーなので、私が飲んだ「avitae」とは全く異なるだろう。しかし、カフェインウォーターですらただの水とはかけ離れた味になるのだから、「CLRCFF」も然りだろう。

CLRCFF

ただの水だと勘違いしてしまう見た目の、透明なコーヒー「CLRCFF」。

一度飲んでみたくなる、ユニークなコーヒーである。「CLRCFF」を販売する国に訪れる機会があれば、実際に買ってみてはどうだろう。特にこれからの季節、冷やしてアイスコーヒーとして美味しく飲んでみたいものだ。

なぜ「透明」にしたのか。豆、水、カフェインでできた、話題のクリアコーヒー | ROOMIE

( Sunny )

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Lifehacker


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