忘年会前後の肝臓ケア

2016.12.5 22:05 更新

読了時間:4分44秒

【お酒飲み必見】肝臓をケアするための方法を徹底紹介!

肝臓をケアするための方法

その肝臓で忘年会シーズンを乗り切れるか?

出席メンバーやお店選び、出し物の企画など忘年会はやることがいっぱいです。しかしその全てを完璧に準備したとして、ふとこんな不安がよぎる人も多いのではないでしょうか。

「これだけ忘年会で酒を飲んで、体が持つかな……」ここではそんな人のために、アルコール分解の大部分を請け負っている臓器「肝臓」をケアするためのとっておきの方法を紹介します。

肝臓のスペックが忘年会シーズンの健康を左右する

まずは肝臓とアルコール分解のメカニズムについて理解しておきましょう。体内に入ったアルコールが吸収されるのは、主に胃と小腸です。個人差はありますが概ね全てのアルコールは飲酒後1時間〜2時間で吸収が終わり、2つのステップで分解されていきます。

1つ目にして、最も重要なステップを担当するのが肝臓です。最初にアルコールは肝臓で飲酒時の動悸・吐き気・頭痛などの原因となる有害な「アセトアルデヒド」に分解されます。このアセトアルデヒドが無害な「酢酸」に分解されるのも肝臓です。尿などでもアルコールは排泄されますが、その割合は全体の数%程度。大部分は肝臓によって分解されます。

肝臓のアルコール分解能力・速度には生まれつきの肝臓の酵素の働きが大きく影響します。個人差が大きいとされているものの、日本人の平均値は男性で1時間に9g、女性で6.5g程度。

また、一度に分解できなかったアルコールは全身を巡って再度肝臓に戻ってきます。したがって肝臓のアルコール分解能力・速度をいかに高めるかが、忘年会シーズンを健康な体で乗り切れるかを左右するのです。

「酒の肴」で肝臓をサポートする

冷奴

空きっ腹に流し込む一杯目のビールほど美味しいお酒はありませんが、実はこの時、胃や肝臓は悲鳴をあげています。

空っぽの胃にとってアルコールは刺激が強すぎるので、胃の粘膜がやられてしまいますし、肝臓がしっかり働くためにはたんぱく質やビタミンが必須だからです。そこで気を遣いたいのが、お酒と一緒に食べる「酒の肴」です。

酒の肴には「高たんぱく・高ビタミン」の食材を選びましょう。高たんぱくなメニューの代表は湯豆腐や冷奴、白身魚やいか・タコなどの刺身。高ビタミンなメニューの代表はスティック野菜やもろきゅうなどの野菜類です。

またつきだしなどでもよく見かける枝豆は高たんぱくなうえに、高ビタミンという理想的な肴です。特に二日酔いや悪酔いを防ぐビタミンCを多く含むので、積極的に食べましょう。

卵料理も肝臓のアルコール分解能力を高めてくれるおすすめの肴です。卵には二日酔い防止のドリンクなどにも含まれている「メチオニン」という必須アミノ酸が多く含まれているため、肝臓の負担を和らげてくれます。

「ツボ」で肝臓をメンテナンスする

ツボ

次に紹介するのは体にあるツボを使って肝臓をメンテナンスする方法です。即効性はありませんが、習慣化することでより健康な肝臓が手に入ります。

○肝機能をアップさせる「脚後跟(きゃくごこん)」
脚後跟はかかととつま先を真っ直ぐに繋いだ正中線のかかと側の端にあるツボです。ここを指の腹を使って痛い程度の強さで、一日に左右両足10回×2セット押します。

このツボは東洋医学で肝機能をアップさせるツボとして知られているため、日頃から刺激しておくことで強い肝臓を作ることができます。

○肝臓の不調改善に効く「太衝(たいしょう)」
太衝は足の親指と人差し指のまたの部分から甲側約3cmの部分にあるツボです。これを皮膚がへこむくらいの強さで押したり離したりを、朝・昼・晩に左右両足5秒×10回ずつ繰り返します。

太衝は肝臓の血流を促進するツボなので、お酒の飲み過ぎなどで調子を崩した肝臓に、元気になってもらうことができます。

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