エアコンの電気代、どう使えば安くなる? メーカーの人に聞いてみた!

2017.7.21 17:07 更新

読了時間:3分20秒

エアコンはどう使えば電気代が安くなるのか!? メーカーの人に聞いてみた!

今年もエアコンが必須な季節が到来。猛暑日などは1日中冷房に頼りたいがやはり電気代が気になるところ。実は節電を意識した使い方が間違っている場合もある。そこでエアコンの正しい使い方と節電のコツを、ダイキン工業 コーポレートコミュニケーション室 広報グループ 垣永大輔さんに聞きました!

エアコンはつけっぱなしの方が電気代が安いのは本当?

環境によって異なりますがお得だという実験結果もあります。
エアコンは運転開始時の負荷が高く、特に暑い夏の昼間に急速に温度を下げる際に電気代が高くなります。つけっぱなしの場合、設定温度に達した後は省電力運転での微調整のみ。ダイキンがマンションで行った実験では日中30分程度の外出なら運転したままの方がお得でした。

冷房を使うときは部屋を閉め切るべき?

範囲を狭めることは大切ですが、屋外より温度が高い時は例外です。
範囲を狭くすれば、その分、短時間で涼しくできるので、ドアや間仕切りは閉めておくべきです。ただ、帰宅直後で室内に暑い空気が溜まり、屋外より温度が高い場合などは、一旦窓を開けて空気を入れ替えることも大切。その方が効率良く涼しくできます。

▲リビングなど広い部屋でも間仕切りで使う場所のみ区切っておけば、電気代を節約できる。

普段の冷房の設定は弱や微風がお得?

効率良く涼しくするなら「自動」がお勧めです。
最新のエアコンの自動モードは、最初に強い風で急速に涼しくして、設定温度に達すると少ない風量で運転します。実はこちらの運転パターンの方が効率良く涼しくでき、電気代も少なめ。学習機能を搭載したモデルなら、使うたびに効率が上がるので、さらにお得です。

冷房と暖房の電気代は同じなの?

屋内外の温度差の関係で暖房の方が高くなりやすいです。
エアコンのみで温度調節する場合は、冬場の暖房代が高くなる傾向にあります。それは暖房の方がやや電気代が高くなる構造なのに加えて、屋外の温度と室内の設定温度の差が大きくなりやすいから。屋外に近い温度から適温まで調節するなら、夏場の方が安く済むわけです。

▲外気温との差を大きく見積もっても、夏場は15度程度なのに対して、冬場は20度以上。その差が電気代に直結する。

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