プレゼント選びが憂鬱な人へ

2016.12.9 10:05 更新

読了時間:6分54秒

プレゼント選びのストレスを軽くする6つのアドバイス

プレゼント選び

※出典:Lifehacker

この時期は、完ぺきなクリスマスプレゼント選びに翻弄されているのではないでしょうか。誰かのためにお金を使うことで自分が幸せになる、ということを裏付ける研究はたくさんあります。いまも誰かにプレゼントをあげようと考えているのなら、あなたはすでに幸せな気分を味わっているということなのかもしれません

幸福に関する研究には興味深いものも多くありますが、今回は、クリスマスプレゼント選びにまつわるストレスを、いかに軽減するかというアドバイスをいくつかご紹介しましょう。

 

1.「物」ではなく「体験」を買う

米国発のWeb App・Happifyで一番人気があるアクティビティは、好きな人と一緒にかけがえのない体験をするというものです。なぜこれが人気があるかというと、人は物には慣れてしまうからです。新しいガジェットは、最初は新鮮でワクワクするでしょうが、毎日使って1年も経てば飽きてきます。そして次の年の同じ時期には、また別の新しいガジェットが登場するという訳です。

一方、サルサダンスのレッスンや、コンサートのチケット、スポーツイベントの観戦のような体験は、幸せな気持ちが長く続きます。しかも、体験が関係性を強くすることは研究でも分かっており、その効果はあらゆる面にあります。初めての体験をすると関係に新鮮さが生まれるので、型落ちのスマホには飽きてしまっても、仲の良い関係に飽きることはないのです。

特に、共有した体験は、後で思い出して味わうこともできます。何年経っても、愛する人と一緒にその時のことを思い出すことができるのです。体験を買うことで、文字通りお金も長もちするということです(日本にも体験ギフトサービス「Sow Experience」があります)。

 

2.商品券は一工夫で理想的なプレゼントに

一般的に、商品券やギフトカードを贈るのは少し心苦しいような気がするかもしれません。商品券は万能なので便利ですが、贈る方にも受け取る方にも味気ない印象を与えます。しかし、Lara Akninさんと同僚の研究によると、ひとひねりを加えることで、商品券も良いプレゼントになることが分かりました。

商品券をただ渡すのではなく、それを持って相手と一緒にお店に行き、相手に欲しい物を選んでもらうのがポイントです。相手が欲しくないものをあげるリスクも無くなるので、相手に取っては正に理想的。しかも、相手が理想のプレゼントをもらって喜ぶ姿も見ることができ、贈る側にとっても理想的です。つまり、欲しい物が分からないということからくる悩みもストレスもすべて解決してくれる、良いことだらけのプレゼントということです!

 

3.自分にプレゼントを買わない

せっかくだから自分にもクリスマスプレゼントを…とつい買ってしまう誘惑は間違いなくある、と研究でも裏付けられています。しかもこの誘惑は誰にでもあります。しかし、自分用にプレゼントを買わないようにするべきだと、Elizabeth Dunnさんらの研究では主張されています。

人間は、他の人にプレゼントを買うのにお金を使うより、自分へのごほうびにお金を使う方が楽しいと信じている傾向があります。しかし、それは間違いです! 他人と自分どちらにお金を使うかを選ばせると、自分にお金を使うよりも誰かにお金を使った方が、より幸せな気持ちになると分かっているのです。

 

4.値段や大きさではなく数で勝負

上記と同じ研究で、人間はお金をかけないより、お金をかけた方が相手が喜ぶと思っていることも分かりました。これも真実ではありません。

5ドルだろうが20ドルだろうが、プレゼントにかけたお金と満足度は比例しません。したがって、選択肢がいくつかあるなら、小さなプレゼントをたくさん贈るようにしましょう。多いことは良いことなのです!自分に返ってくる幸せも増えますよ。

 

5.プレゼントの使い回しは思っているほど悪くない

誰かにプレゼントをあげた時に、それが他の使い回しだと相手が知ってしまったら、かなり気分を害するだろうと考えるのが一般的です。実際にGabrielle Adamsさんらの研究でも、多くの人が、もらったプレゼントを使い回すのは捨てるのと同じくらい良くないと考えていることが判明しました。

しかし、プレゼントをあげた側に尋ねると、予想外に不快な反応が驚くほど少ないです。また、捨てられるよりも使い回してくれる方が、気分はかなりマシなようです。

自分の立場に置き換えて考えてみれば、納得するのではないでしょうか。これは良いとお金を出して買ったプレゼントが、自分が贈った相手のところで使われずに放置されているよりは、誰か喜んでくれる人の元で使われていた方が良いですよね?

ですから、プレゼントの使い回しをそこまで気に病む必要はありません。あなたにプレゼントをあげた人も、きっと同じ気持ちです(少なくともあなたが思っているほど気にしないはず!)。

 

6.クリスマスは物をあげるイベントではなく楽しむもの

プレゼント選びに翻弄されるあまり、クリスマス本来の意味を忘れていませんか? あなたとあなたがプレゼントを贈る相手は、一緒に体験を共有したり、大きなプレゼントではなく小さなプレゼントをたくさんもらったり、商品券で一緒に買い物をしたりして、もっと幸せになるのです。

しかし、今年はまったくお金をかける余裕さえないという場合は、幸せに関する大事な最後の教訓をお教えしましょう。好きな人と一緒に幸せな時間を過ごせば、誰もが幸せになれます
Acacia Parks(原文/訳:的野裕子)

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Lifehacker
 

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