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Amazonプライムは得か損か

2016.5.27 12:00 更新

読了時間:9分39秒

今や筆者にとってはライフラインのひとつになった感があるAmazon.co.jp 。書籍をはじめ、家電や食品、ファッション、ベビー用品など多種多彩な商品が揃う。その会員制プログラム「Amazonプライム」が激アツで、かなり注目を集めている。年会費3,900円(税込)で、お急ぎ便を追加料金なしで無制限に使えるサービスを知ってる人は多いが、「ビデオ見放題」「音楽聴き放題」など、実際に活用できる会員向けサービスは多岐に及んでいる。どんな“お得”があるのか、紹介してみよう。

1.「お急ぎ便」「日時指定便」が利用し放題

お急ぎ便急に仕事の資料として書籍が必要になったり、出力したいのにプリンタのインクが切れたり…。そんな時に便利なのがAmazonの「お急ぎ便」。対象商品を、注文確定日から3日後までに届けてくれる「お急ぎ便」は360円(税込)、「当日お急ぎ便」は514円(税込)。Amazonプライム会員の年会費さえ払えば、これら料金は発生しない。家を留守にしがちな人にとってありがたい「日時指定便」も追加料金なしで無制限に利用できる。

また、お急ぎ便で注文した商品を、コンビニやヤマト運輸の営業所など、店頭で受け取ることも可能だ。飲料など対象の特別取扱品に至っては、取扱手数料も無料になるなど、受けられる恩恵は大きい。

なお4月8日にブーストマガジン内の記事でも取り上げたが(悲報】アマゾン、無料配送やめるってよ。狙いはMore To Prime?)、今年に入って配送料が変更され、プライム会員以外は商品の注文金額が2,000円未満の場合、350円の配送料が発生するようになった。この変更により、さらにAmazonプライムの価値が高まった格好だ。

2.かなりお得!会員向け動画配信サービス

動画配信サービス「hulu」や「Netflix」など、月額制のオンライン動画配信サービスが日本でも定着しつつある。「Amazonプライム・ビデオ」も、そんなサービスのひとつ。プライム会員であれば、プライム対象作品の映画やテレビドラマ、アニメなどを視聴することができる。年会費は3,900円なので、ひと月で換算すると月325円。このサービス単体で捉えてみても、かなりお得に感じられる。

もちろん、パソコンだけでなくスマホやタブレットなど、さまざまなデバイスで視聴可能。出かける前にiPhoneやAndroidなどのデバイスにダウンロードしておけば、電車や飛行機の中など、ネットに接続できない環境でも映像を楽しむことができるのだ。もちろんWifi環境でダウンロードしておけばデータ通信量も気にならず安心だ。気になる動画はとりあえず落としておくのが正解。

筆者も「Amazonプライム・ビデオ」のヘビーユーザーでアメリカのTVドラマにはまっている。通勤時間が長いのだが、TVドラマを見ながら帰れば1時間くらいはあっという間という感覚である。また筆者のiPhoneでの結果だが、1時間視聴してデータ通信量が0.35GB程度なので、それほど大きなデータ通信量ではないのも安心できる。

3.音楽聴き放題、電子書籍も月1冊無料

音楽聞き放題動画と同様に、音楽配信サービスもある。「Prime Music」は、100万曲以上の楽曲が聴き放題。曲名やジャンル、アーティストなどで検索することが可能だ。

聴きたい特定の曲がない場合に重宝するのが、音楽の専門家が選曲したプレイリストの数々だ。「仕事がはかどる」「寝る前に聴きたい」など、シチュエーションに応じた名前がついているプレイリストも多々あり、普段積極的に音楽を聴かない人も活用しやすくなっている。

もっと手っ取り早いのは、さまざまなジャンルの音楽が24時間聴ける「プライムラジオ」だ。こちらもブーストマガジン内の記事で掲載中(アマゾンでラジオがスタト。あなたみを学習する「プライムラジオ」)だが、流れている楽曲にサムアップやサムダウンボタンを押していくことで、自分の好みにあったステーションに変化していく点がおもしろい。「コレが好きなら、コレはどう?」と薦めてくれる中で、まだ知らない曲との出会いも増えそうだ。もちろんこれも無料である。

また、ベストセラーやコミックを含む2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書の対象タイトルの中から、好きな一冊を毎月無料で読める「Kindleオーナーライブラリー」もプライム会員対象サービスだ。

Kindle電子書籍リーダー、またはFireタブレットの利用ユーザー限定だが、これも年会費からすると、かなりのお得度といえそうだ。

4.容量制限なしの画像ストレージサービスまで!

ストレージサービス2016年の1月から新たに始まった会員向けサービスが「プライム・フォト」。カメラや携帯で撮影した写真を何枚でもオンライン上に保存できるサービスだ。「何枚でも」ということはすなわち、容量制限なし。仕事で高解像度のデータをやりとりする際にも便利だ。

専用のAmazon Photo無料モバイルアプリをダウンロードすれば、自動保存はもとより、写真を撮影したその場でFacebookやTwitter、LINEに投稿できるようになる。その他、任意の画像をチョイスしてアルバムを作成したり、トータルで5Gまでなら動画のアップロードも可能だ。

5.通販の究極系「1時間以内配送」も現実に

以上挙げただけでも、かなりのお得さを感じる筆者であるが、これらに加え、Amazonプライム会員向けサービス「Prime Now(プライム ナウ)」もスタートしている。

2016年5月24日現在、東京では18区2市と、千葉・神奈川・大阪・兵庫の一部地域を対象にした限定サービスではあるが、届ける迅速ぶりがすさまじい。注文後に商品を1時間以内で届けてくれる「1時間以内配送」なら配送料金は890円(税込)。「2時間便」であれば配送料金は発生しない。

注文は1回あたり2,500円(税込)以上に限られているが、通勤や出張に重宝するワイシャツやネクタイ、下着類を注文できたり、商業施設でも利用できる梱包用品や工具などの品揃えもあるなど、急な対応をせざるをえない場合には大いに活用できそうだ。

6.海外だと、ここまでお得ではない実状も…

海外アマゾンプライムお得感満載のAmazonプライムだが、本家アメリカではどうなのか? 日本とほぼサービスは同じだが、実は年額99ドル(約11,000円)とかなり割高。国土の広さや配送インフラの充実度など価格を左右する諸要因はあるものの、イギリスでも年額79ポンド(約13,000円)となっている。

そんな中、「米アマゾンがAmazonプライムからプライム・ビデオだけ切り離すらしい」という情報がネット上を駆け巡った。しかし実際のところは「プライム・ビデオの月額プラン(8.99ドル)」がサービスラインナップに加わっただけで、「Amazonプライム」のサービスは従来どおり変化なしのようだ。

諸外国に比べてかなりお得感のある日本のAmazonプライム。しかし筆者としては更なるサービスのラインナップが増えることを切望してやまない。「Amazonは人を欲ばりにする」とブーマガ編集部のデスクが言っていたが、筆者もその類の一人であると痛感せずにはいられない。

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迅速に商品を届けてくれるだけでなく、ビデオ、音楽、フォトなど、幅広い特典のあるプライム会員。当然ながらアマゾンとて慈善団体ではないので、将来的に価格やサービス内容が変わることも十分考えられる。しかし今のところは、まさにAmazonならではの総合力が存分に発揮されているといえよう。なお会員は本人の他、同居する家族2名まで家族会員として登録できる。プライム・ビデオなどの特典は受けられないが、お急ぎ便やお届け日時指定便などは家族会員でも無料で利用できる。奥様や子どもに喜ばれるのは間違いなさそうだ。

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